こんにちはmymykenshinです。
ここから、年始までお世話することがほとんどないので、今日は鉢の根張りチェックをしました。
この結果で1月に行う用土替えのパターンを決めていきます。折しも、楽天スーパーセールは11日1:59までですので、勝負は10日の0:00~24時間かなと。必要な買い物は明日中に終わらせる予定です。
ところで、我が家の地植えパットオースチン(上記の写真)は、かなり咲いています。暖冬のせいか、色んなところでイングリッシュローズの開花報告が出ていますね。
猛暑に台風に色々ありましたからね。今になって咲いているのでしょう。
当ブログは初心者でも簡単にバラを楽しめるように、品種選定から、管理方法まで以下のサイトにまとめてあります。是非いろいろ見ていってください。
①このブログでの栽培の特色
もともと、初心者でもバラを元気に育てられるブログということで始めました。
ベテランのロザリアン達は、すごい素敵なお庭を持っているわけですが、なかなか初心者には敷居が高いですよね。できれば初心者でもバラが楽しんで欲しいなと思って作ったのが、このサイトです。
私自身は、まだ10年そこそこのロザリアンで試行錯誤しているところはありましたが、2018年の栽培方針は
低農薬で有機栽培。
有機栽培については、EM菌をこれでもかってぐらい活用しておりまして。ノウハウも提供しております。
あとは水のやりすぎには注意しましたね。あとは消毒予防と、最低限の害虫対策って感じです。
これからも、季節の要所要所で、この栽培方法は解説していきます。
今年は天候不順で、かなりバラがボロボロの方も多いと思いますし、もうバラなんてやめようかなって人もいると思いますが、よかったら私と一緒に頑張りましょう。
②根張り結果
バラは根張りで決まるんです。地上部が黒星病になっていても、根がびっしりならば、来年すごい花が咲きます。1月のお楽しみにしてもいいのですが、用土確保の問題もありますし、多分大丈夫だろうと思いますがコガネムシの幼虫がいるかもしれません。
ⅰ)薫乃
2017年に大苗で購入
8号鉢で下まで根が張っていて、まず合格。鉢の途中に黒い根(根腐れしたあと)があったのが気になるけどね。用土替えのときは黒い根は整理します。
来年も8号で頑張てもらう予定。(10号にしても吸収できそうにない)
2017年に大苗で購入なので3年目。もうちょっと大きくしたかったかな。
やはり少し栽培が難しい
ⅱ)ゴールデンセレブレーション
2018年に大苗で購入
下までびっしりなので期待通りです。ツルバラだから。これぐらいは。
来年は10号でいこうかな。
ⅲ)レディエマハミルトン
2018年に大苗で購入
一度8号鉢に鉢増ししましたが、夏に、根腐れしそうで元気がなかったので6号鉢に戻してサスティをさしました。
根も張ってきて大分復活してきた感じです。調子が悪くなったら鉢を小さくする方法で健康を取り戻す感じです。
Ⅳ)オーギュストジェルベ
知っている人少ないと思いますが、アプリコットのカワイイ花をたくさんつけるのです
バラの家できれいにアーチになっていて、思わず買ってしまった。
【楽天市場】Old オールドローズ > Old オールドローズ > ランブラー ローズ R > ランブラー ローズ R ア行〜ナ行 > オーギュストジェルベ:バラの家 【バラ苗専門店】
去年、不覚にも根腐れさせてしまって。今年は復活してこの通りのすごい根です。来年はたくさん咲くかな。
Ⅴ)ポールセザンヌ
2018年新苗
この子は、秋にはあまり咲かないので、結局今年は咲かなかった。でも新苗でこれだけの根が張っているので来年は大丈夫でしょう。黒星病になりやすいけど栽培簡単です。
Ⅵ)スーリールドモナ・リザ
2018年 新苗
これも新苗なのに8号にびっしりで合格。育てやすかったよ。
Ⅶ)ラローズドモリナール
2018年新苗
デルバールの中でも最強の呼び声高いラローズドモリナールですが。新苗とは思えない
太い根をしています。
このぐらいにしますが、まずバラを育てたことがない人は、「何がすごいの?」って感じになると思いますが・・・・
バラを買ってきて、1年間育てて、鉢の中を見たら、根がほとんどない(TT)ってことがよくあります。
どうりで上が元気ないわけだわって。
特に新苗のラローズドモリナールみたいな8号鉢にビッシリなんて。初心者には、まずあり得ないんです。
あと、私が初心者のころにあったのが、鉢からコガネムシの幼虫が数十匹出てきました。そして上の白い根とか全部食われていて、根っこがゴボウみたいになっていました。
鉢から抜くとスポーンみたいな。私は、2回ぐらい農薬まいたので、全部死んでいるだけなのです。
そして根を見ると白い根と黒い根がありますが、黒い根は死んでしまった根で、白い根が元気な根となります。
だから最後のラローズドモリナールの写真なんて、品種の樹勢が強いということもありますが、管理が最高に良かった証拠でもあるのです。
③バラの根の管理のポイント
❶基本的に乾かし気味に管理して、乾いたら水を多く与える
普段から水を多くやっていると、根を伸ばさなくなります。逆に乾き気味だと少しでも多くの水分をもとめて下に下に伸びていきます。
もちろん完全に乾かすと枯れてしまうので、そうならないギリギリのところで、ドバッと水を与えるのが理想的な水やりです。
多くのロザリアンが水のやりすぎで、根が伸びない。しまいには根腐れして黒くなって枯れてしまうのです。
水やりは基本中の基本です(とかいいつつ、私も感覚がつかめたのは最近です)
❷有機肥料の方が根張りがよくなる・・・らしい
鉢で育てると栄養分がどんどんなくなっていくので、成長のためには肥料をあげないと大きくなりません。でないと茎も葉っぱも作ることができないのです。
無機肥料は、即効性があります。枝葉を作る養分を直接チャージしてくれます。有機肥料は、そのままでは栄養にならなくて、微生物が分解してはじめて栄養になります。ですが微生物は同時に土をフカフカにしてくれて、水はけが良い土にしてくれます。
酵母菌について、こんなニュースもあります
したがって、私は無機肥料は一部の液肥で使うぐらいで固形のものは使わず、ボカシ肥料と有機肥料で育てています。
感覚的に①の影響が6割 ②の影響が3割ってことです。②で別に化学肥料使ってもいいのですが、土はサラサラになってしまうので、毎年の用土替えは必須になると思います。
④冬剪定で根と枝のバランスをとることになります。
野球に例えると、ピッチャーは足腰が弱いと球が弱いと言われています。いくら上背は腕力があってもいい球はなげられない。
バラも、根がしっかりしていないと、上に大きなものを支えることができない。
掘り返すと、根が小さいのに枝が長いケースは枝をがっつり切ります。
支えられないからです。
逆に根がしっかりしっていると、少しぐらい上を残しても、そのまま、どんどん大きくなります。
そして根が元気がないときは、腐った根は切って短くして、上も小さくして全体的にダウンサイズさせます。そうするだけで、結構元気になったりします。
バラを育てる上でそういうバランスと理屈を学びましょう。
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