おはようございます。mymykenshinです。今日も有機栽培にひつような微生物資材である、「光合成細菌」について、まとめます。
当ブログは初心者でも簡単にバラを楽しめるように、品種選定から、管理方法まで以下のサイトにまとめてあります。是非いろいろ見ていってください。
①光合成細菌について
光合成細菌とは、土の中に有用微生物で、農業で使用されているのは、紅色非硫黄細菌といいます。根から排出される有害物質(硫化水素)を無害化したり、根の呼吸や栄養の代謝をサポートをします。また葉面散布することで、紫外線の害を防ぎながら、太陽エネルギーを最大限に活用することができる。だそうです。
下の記事によると、光合成細菌は、太陽光エネルギーを使って硫化水素と二酸化炭素(CO2)から糖を合成し、副産物として硫黄をつくり、これが根にいいことになります。
②光合成細菌の培養方法
先に書いておきますが、光合成細菌は臭いがドブのような臭いです。ただし作るときに密閉するので周囲が臭くなることはありません。こぼしたりしなければ、臭くはないです。
・初回・キットを購入して培養
先日、20L培養キッドを購入をご報告しましたが、それの培養を動画に収めました。
動画は↓
っていうか、混ぜるだけっす。最後の空気抜きにちょっとコツがいるくらい。途中発酵過程で空気が少し出るので、それも空気抜きします。
できあがりは、こんな感じ。
この10Lはかなりの量ですが、いずれなくなったときの2次培養の方法は以下の通り
・2次培養
光合成細菌の20Lレシピ
必須材料
光合成細菌 1.5L (去年培養したやつ)
ブドウ糖 200G
シマダヤだしの素 60G
おまけ材料(光合成細菌の肥料の有効性を高めるもので、いれたきゃ入れてください。
海藻のエキス 20G
重曹 20G
硫安 20G
リン酸カリ 20G
天然塩 20G
お酢 20G
この中でブドウ糖については、下で安価に調達可能
安いっしょ 200Gしか必要ないから5年分ありますね(^^)
海藻のエキス
量のわりに意外と高い。
必須ではありません
こんなレシピで開始しました。
作り方は簡単。口から材料をガンガン入れていきます
粉も液体もとにかく入れて、入れたら、40度くらいのお湯(私は50度入れました)でみたします。
100度とかはだめよ。菌が死んでしまいます。(35度くらいが菌の繁殖適温温度です。まだ寒いので、すぐ覚めるのを見越して。)
えひめAIと違って爆発的に空気が出るわけではないので口を占めて空気がたまってきたら抜くという形で大丈夫です。
で、こいつを外の日の当たるおいておけばいいです。5月以降は気温が高いので、放っておけばできます。寒い時期だと風呂の残り湯で温めたりしました
以下は3月の培養時の様子
先ほど見たら発酵が進んでいて空気が入っていました。
光合成細菌は、基本的に嫌気性なので、空気と時々抜きます。キュービテナーは空気がぬかしやすいです。
上に空気を集めて、蓋をあけて、空気を抜いて、また蓋をする感じです。
でお昼は外で日向ぼっこ。これを一週間続ければ出来上がるはずです。
③光合成細菌の使い方
で、バラ栽培への使い方ですが。
【1】水やりのときに200倍に希釈したものをあげる。
えひめAIの酸性は強いので、ちゃんと希釈して灌水してほしいのですが、希釈すれば水やりで毎回与えても大丈夫です(確認済)
※私は後で紹介する光合成細菌と混合で灌水しています。
【2】葉面散布でやはり200倍希釈したものを散布
葉面散布については、私は下記のローズニームを300倍希釈とえひめAI200倍,
光合成細菌200倍になるようにして散布しています。
例5Lなら、ローズニーム15ml えひめAI 25ml 光合成細菌25mlです。
④光合成細菌の効用
・水やりに入れることで、土が活性化し、根張りが良くなる。
・葉面散布することで、病気の予防になる。
(必ず予防されるものではありません)
⑤まとめ
光合成細菌を使うと、根張りがすごくよくなるようです
これはバラだけでなくて、ラベンダーやクレマチスにも使っていますが確かな手ごたえを感じています。
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