おはようございます。mymykenshinです。今日も有機栽培にひつような微生物資材である、「ボカシ肥料」について、まとめます。
当ブログは初心者でも簡単にバラを楽しめるように、品種選定から、管理方法まで以下のサイトにまとめてあります。是非いろいろ見ていってください。
①ボカシ肥料について
米ぬかは、EM菌を大量に増殖してくれます。じゃあ、米ぬかをまけば、EM菌が大量に増殖してハッピーかというと、半分YESなのですが。
ところが増殖する過程で、EM菌は有機物をバクバク食べています。それを発酵といいます。土に直接米ぬかを施すと、窒素飢餓がおこることがあります。要は養分をEM菌が食べてしまう。
なので、事前に有機物と米ぬかを発酵してアミノ酸とEM菌を増やしておくのをボカス(マイルドにする)といい、それがボカシ肥料を作る意味となります。
ボカシ肥料には2つ方法があります。一つは空気が混ざる状況で行う好気性、空気が混ざらない状況で行う嫌気性。
好気性はEM菌だけでなく悪臭を放つ雑菌が入りやすいことが多いので、私は嫌気性をすすめます。実際にEM菌は嫌気性が多いからというのもあります。
②ボカシ肥料の作り方
材料
①ナタネ油粕+骨粉 2.35kg
②草木灰 0.5kg
③苦土石灰 0.5kg
④米ぬか 2.3kg
⑤くんたん 0.35kg
全部で固形物6kg
⑥えひめAI 100cc
⑦光合成細菌 100cc
⑧水 400cc
水分総量 600cc
材料の調達ですが、①、②、③、⑤は普通のホームセンターで売っています。
私は何回も作るのが前提ですので、ほとんど大きな単位で買っています。
⑥は下記参照
⑦は下記参照
このように固形物の10分の1だけ水分を入れるのがコツです。多すぎると失敗しますし、少ないと、なかなか発酵が進まない。逆に、水分のルールさえ守れば、上記の配合を多少変えても問題ありません。(一応配合はバランスが良いように計算しています)
⑥~⑧はあらかじめ混ぜておいてジョーロに入れる。
①~⑤を下のように層にして、(後でリンクはっている)動画のように周囲から回るように混ぜてください(全体を均等にまぜるため)
混ぜたら、山作って、上からジョーロの混合液をかけて混ぜます(水も均等になるように頑張りましょう)
混ぜ合わせて、素のできあがり。ほんのちょっと湿っぽいぐらいです。ここで水は絶対に足さないでください。
ほんのちょっと湿っぽくなった程度です。これをバケツに丈夫なビニールをかぶせて、これを入れて、空気が入らないように押しつぶします。(ぬか漬け作ってみるみたいw)
空気が入らないように紐で縛って終わり。後で念のため袋は2重にしました。
これを1~2か月寝かせれば、出来上がり。(理想は2か月以上。1か月だと虫が多少わきます)
ちゃんと動画を作りましたよ。
空気が全く入らないのが理想ですが、ちょっと空気が入ってもカビがちょっと生えるぐらいです。
【追記】
袋詰めしたものの保管場所ですが、雨が入ってきたらアウト。虫が寄ってこないように、半密閉空間がいいでしょう。私の場合 ボックスの中に入れて
さらに上に重いものを載せている。
これで多分虫はわかない。
③ボカシ肥料の使い方
で、ボカシ肥料の使い方ですが。月に1回(3~11月、土の表面に一掴み分(8~10号鉢)と下記のオーガニック肥料を施肥して終わり。勿論バラの大きさに合わせて、量を調整してください。
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作るのは結構手間ですが、私は結構これを作るのは、ヌカ漬けみたいで好きなんです。
他の植物にも試していますが、ラベンダーも元気に育っています。
④まとめ
私が、他の人とのバラ栽培で違うとしたら、えひめAIと、光合成細菌とボカシ肥料だと思います。この講座の一回目で、栽培の一番基本のところに、えひめAIと光合成細菌とボカシ肥料をプラスすれば、かなり、よく育つことを昨年からやっていて実感しています。
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