おはようございます。mymykenshinです。今日は、私が行っている有機栽培のメカニズムについての説明をしたいと思います。
※写真はアンジェラ。ポツンと一つだけ美しく咲いているのでとりました。無数に咲くと、一輪の様子がわからなくなってしまいますから。
①土の表面の様子 団粒構造
上記はウィンチェスターキャシードラル(10年以上育てたバラ)の鉢の表面の様子。
もし化学肥料で育てている人がいましたら、自分の鉢と比較してほしいのですが、ゴツゴツした感じがしませんか?
このゴツゴツを手に取ると
これを力加えると、ボロボロって壊れます。
このゴツゴツの正体は、有用微生物(EM菌)が、周囲の有機物を食べまくって(それが発酵の正体)、その際に、ネバネバ粘液が出て、そのネバネバ粘液が土と結合して団粒構造を形成するのです。
ここ、有機栽培を理解する上で超重要なので、よく覚えていてください。
この団粒構造が、土の中に空気を入れて、水はけをよくして、根に最高の環境をもたらします。
化学肥料だと、この団粒構造ができないので、1年間たつと、土がサラサラになってしまって、水はけも悪い土になってしまうのです。
この団粒構造は、表面から奥にむかって進むので、あたかもEM菌が中まで耕してくれているような構造となります。
②自然界の仕組み
この仕組みは自然界でも実はお馴染みです。森や林で、秋に大量の葉っぱが枯葉となって落ち、その枯葉と地面の接点で、地面のEM菌が枯葉と食べて発酵し、どんどん養分に変えて、団粒構造を形成していきます。
秋にあれだけの大量の葉っぱが春にはなくなっているのは、そういう仕組みが自然界に確立されているからです。だから森の土は、何もしなくてもフカフカなのです。
③私の有機栽培のやり方
栽培計画にも書いていますが、毎月一回、土の表面に、バラの家のオーガニック肥料
を一掴み+自家製ボカシ肥料一掴みを撒いています。
そして、1か月たったのが上の写真の様子
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ボカシ肥料の作り方は以下の通りです。
つまりEM菌の塊のようなボカシ肥料と本来は単体でも十分に威力を発揮するプレミアオーガニック肥料を組み合わせることで、最高の結果を出そうとしています。
さらに水やりにおいても、えひめAIと光合成細菌を水で希釈したものを散水しています。
しかし、散水ごとに希釈するのはとても面倒です。
ところが先日購入していた液肥希釈セットが超絶役にたっています。
ボトルの中に、えひめAIと光合成細菌の原液を半々ずつ入れて、入れっぱなし。
水やりになると、ホースの先端を、これに変えて水やりするだけです。
毎週液肥は肥料過多を気にする必要がありますが、えひめAIと光合成細菌は液肥ではないので、何回あげても大丈夫です。むしろ回数が上がるほど効果が出るといっていいでしょう。
普通の栽培では、こんなのいらないと思いますが、私の栽培方法の場合は実は必須アイテムのように思えてきました。
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④まとめ 簡単有機栽培の可能性
いかがですか?とどのつまり、月に一回、自家製ボカシ肥料と有機肥料を同時に表面にまいて、水やりは液肥希釈セットで、普通にホースから水を上げるようにやっているだけです。
こんな簡単なことが、根張りを良くしているのだと思います。
で、実はこれが、他の植物にも結構効くことがわかってきました。去年まで雑草にまみれていて、枯れているのかと(何年も)思っていたクレマチスが、これで見事に復活しています。
また買ってから、全然実が付かない巨峰もやたらと元気です。
他の植物への影響は、先日クレマチスの超チビ苗他の宿根草を買いましたので、そいつらで効果検証していきたいと思います。こうご期待。
本当に、家庭菜園とかやられている人とか、ちょっとや(コストをおさえる)工夫して同様にやれば、おいしい野菜が作れるかもしれませんね。
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