おはようございます。mymykenshinです。今日は、バラの冬の時期の育て方の中で、つるバラの扱い方について具体的に書いていきます。
当ブログは初心者でも簡単にバラを楽しめるように、品種選定から、管理方法まで以下のサイトにまとめてあります。是非いろいろ見ていってください。
①つるバラの剪定・・・うまく書けるか自信がない。
私として、自分の家のつるバラの誘引について、まだ納得がいっていないのです。
例えばオープンな感じの広い庭であれば、あまり悩まず美しく仕立てることができるのですが、私の庭は狭いところにジャングルのように育ててしまっているので、試行錯誤することになりますし、それがお手本にはならないと思うのです。
なので、まずは理屈中心で。
この回で頂芽優勢について書きました。これを理解していただいて、
もし東側や南側のフェンスにバラをいっぱい咲かせたいと思ったら、ひたすら横に這わせれば、バラのフェンスが出来上がりです。これは簡単なパターン
では次に壁をバラで埋め尽くしたいとき。これも前回解説したとおり、ピークに達してから枝垂れたところに花が付きますので、垂れた枝がまんべんなく壁を埋めてくれれば、壁が花で埋め尽くされます。
理屈がわかっていただいたところで、素晴らしい動画を見つけました。
私が何度も紹介している京成バラ園の鈴木満男先生が、京成バラ園を舞台に、めちゃ手際よくやっているじゃないですか。
これで勉強してください。
そして本も推奨します。
ちょっと他力本願ですが、つるバラの冬の誘引はこれで。ちなみに我が家は、こんなシュールにいきません。いったん茨のジャングルになり、そこから結び直しています。
去年の様子。いったんジャングル。枯れ枝、古枝はガンガン切って整理しました。
結びなおした。前は面倒なのでアーチの上に載せていましたが、それだと下から花が全然見えないので、下にぶら下げる感じで固定して、低くしました。
バラを一段低くして、アーチの中からも見えるように工夫したのですが、結果は
頑張ったのですが、ポツポツと10個ぐらい中から見える感じですかね。
やはり、アーチの上で咲いてしまうのです。ただ、個人的には、この小道は夏にかなり涼しく、自然の中を通って家に入る雰囲気がとても好きなんですけどね。
つまりアーチの下からバラを見上げる仕立ては難しいということです。
アンジェラは毎年好評なんですけどね。オープンで、ある程度木立ちしてくれるので簡単なのです、
②その他、冬の作業いろいろ
上記のつるバラの処理と、冬剪定と土替えは年末にはじめて1月半ばには終わらせておくことをオススメします。2月中旬には徐々に芽が動き出しますので。
1.地植えのバラの元肥について
1月初旬の作業。地植えのバラについては、株元から30cmから50cmのところに、穴ほって、そこに元肥を入れます。肥料は、いつものでいいですよ。
そして穴を埋め戻す。
穴は、毎年少しずつ場所を変えます。
ですが
大きなバラ園ならともかく、小さい庭の地植えで、株元から30cm~50cmのところに掘るスペースなんてないよって人多いですよね。我が家も近いところがあります。
なので、そういう人は株元に上記肥料をのせて、うっすら土をかけておけばいいです。
それでも十分に効きますから。
2.越冬害虫は徹底的に駆逐してください。
目に見えるものの代表格は、カイガラムシです。上のようにツルを落とすと、いますので、きれいにとります、
そして物理的にきちんととったら、マシン油を株元から枝先まで、きっちりかけます。
それも10日後にもう一度散布してください。
春になって葉っぱ出てきたら、本当に見つけにくくなるし、マシン油は薬害で使えなくなります。
株元にはアブラムシやら越冬害虫がうじゃうじゃ隠れていますので、そこも念入りに
また冬は株元がよく見えますので、テッポウムシのコントロールも忘れずに。
こんなのになっていたら、即効、専門薬で 駆除です。
3.2月後半からアブラムシ対策
株元に、くんたんや、みかんの皮をほしたものを、まいたりして、アブラムシ対策をすすめていきます。
4.ぼかし肥料の仕込みは12月後半あたりがいいと思います。
冬は作るのに時間がかかります。12月後半から仕込んでおくと3月には使えるでしょう。時間はかかりますが、質的にはカビも生えずいいものができるでしょう。
ボカシ肥料は封を開けたら、2~3ヶ月で使いきることをオススメします。
密閉している間はいいけど開けると虫がどうしても入ってきたり、青カビ生えたりします。
そのまま使ってOKなのですが、不快だしね。
私は春先に、また仕込んで、年間3~4回仕込むイメージです。
③まとめ
冬作業とても大変でしょう。終わったら、こたつに入ってゆっくり春を待つのですが。とにかく外が寒いので風邪には注意です。そして、ここの作業が今年のバラの半分を決めるといっても過言ではありません。
ベテランのツワモノになると、冬の作業が一番楽しいといいますね。春をイメージしながら誘引したりするわけで。
簡単にいうと、バラの成長のパターンを知ったら、後は美術のセンスに近いです。ガーデニング全般に言えることですけど。最後はセンスなのかなと。私はセンスないから困るんだけど。
ただガーデニングの面白いところは、全部の絵を書く必要はなくて、あいだあいだは、バラ同士だったり、クレマチスや他の植物だったり。はたまた、雑草が気にいるかもしれない。
そういうハーモニーは植物が勝手にはじめて。困るところは人間が処理してしまうという感じです。
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