こんにちは、mymykenshinです。2018年にも作成したバラの栽培計画ですが、2019年にも作りました。
バラのマニュアル本にも、栽培スケジュールがありますが、もし良かったら私の栽培計画も参考にしてください。
※ランキングにポチしてくれた方ありがとう。引き続きよろしくお願いします。
なんとか上位3つに。
当ブログは初心者でも簡単にバラを楽しめるように、品種選定から、管理方法まで以下のサイトにまとめてあります。是非いろいろ見ていってください。
①栽培計画を作りにあたり、前提とか色々
まず私の住んでいるところは東京都下の三鷹・調布エリアです。その気候を前提に書いています。
だから北国の人は春が遠く、秋が早い。南国の人は春が早く、秋が遠いという調整が必要となります。
季節が違うときは、ブログ村の上位の方の住んでいるエリアで近いところの栽培を参考にすると良いと思います。
それから、私は、去年はじめてバラの年間計画をたてて、そして日誌を1年間つけたのです。基本的にブログにほとんどアップしています。
これが面倒な作業なのですが、日誌をつけるのはオススメです。バラの上級者への第一歩だと思います。
本当に人間の記憶って曖昧なので。
そして、今年はバラの日誌については、このページを更新する形で つけていこうと思います。そっちの方が見やすいし、私もイチイチ 前のページをコピペするのが面倒なので、そうすることにしました。
実績の日誌は赤色文字で書いていきます。
以上、よろしくお願いします。また、このページはいつでも見れるようにヘッダーの下にリンクを入れておきます。
②栽培計画(赤字は実績)
1月
気候:真冬 多くのバラが冬眠に入ります。冬眠に入る時期は根を動かしても問題ありませんし、鉢がギュウギュウのときは根を切ることもOKです。
したがって鉢替えの適宜です。
そして、見えなくても黒星病や害虫は越冬しています。バラは休眠中のため、春には使えない薬も冬には使えたりします。
この冬の時期に、しっかり殺菌と殺虫をすることで、春からいきなり虫や病気に悩むことが減ります(ゼロにはなりません)
作業:鉢バラの植え替え。つるバラの誘引。
消毒:サプロール 1回 マシン油 1回 サプロールは一体の地面にも散布
栽培の注意点
カイガラムシの撲滅(歯ブラシ等で全部落としますが地面に落とさないようにシートをしいて残らず捨てましょう。そのあとにマシン油等の薬剤を2週連続でまく)
カイガラムシは冬に撲滅しないと春以降めちゃ猛威をふるうので絶対に冬に退治です。
バラの落ち葉には黒星病の菌がたくさんありますので、全部拾って捨てること。
2月
気候:外は真冬でも2月後半は着実に春に向かっていて、株が元気なら、ピンクの芽がプクプクしてきます。その少し上で剪定すると、いい枝が春以降でてきます。
2月下旬以降は、栄養素がどんどん上に上がってくるので前半まで行いましょう。1月に書いた薬剤散布も同様です。
作業:鉢バラの植え替え。つるバラの誘引。
消毒:ダコニール 1回 マシン油 1回 ダコニールは一体の地面にも散布
葉面散布(ニーム+えひめAI+光合成細菌)1回(後半)
それと株元がよく見える時期なので、2月後半にテッポウムシが動きだして木くずを外に出すかもしれないので要チェックです。
2月後半~3月前半に、えひめAIや光合成細菌の培養、ボカシ肥料2回目の仕込みをしておくと良いと思います。
3月
気候 芽出しの気持ち良い季節で葉っぱもグリーンで美しい。ですが3月は病害虫予防強化月間です。
まずはアブラムシ。いかに初期のころに退治するかで勝負が決まります。そしてウドンコ病。気温の寒暖差が激しい季節は要注意です。
多くの人が病気も虫も見えないので何もしないで過ごしがちですが、実はここが急所なのです。枝も葉っぱもガンガン伸びるので、肥料もたくさん必要です。ただし水やりは、少し掘ってみて乾いたらタップリやる程度。この時期は、急激な水枯れがないので、乾かし気味に管理すると根も成長します。
消毒2回 ダコニール ジマンダイセン
葉面散布(ニーム+えひめAI+光合成細菌)2~3回 2月末か3月頭にえひめAIを作りましょう。
置き肥 ボカシ肥料+オーガニック肥料 一回
液肥 3回
株元に くんたん やミカンの皮
庭にくんたんをいったい撒く(アブラムシは、くんたんが嫌い)
殺虫剤1回 アルバリン顆粒水和剤 100倍に希釈して株元に潅水
4月
季節:蕾が出てくる季節であり害虫がめちゃ増えるとき。ミッションは蕾を死守せよです。まずはバラゾウムシ
これは、3月のアルバリンと、4月のアドマイヤーで、ほぼ退治できます。両方とも地面に潅水したり、パラパラと置くだけなので、人間に被害はありません。
そして、この薬剤で、もう一つの悩みの種のアブラムシもかなり減ります。
それでもアブラムシは空から来ますので、アブラムシを発見したら少しでも毎週、粘着君を散布してください。中身は安全なでんぷんですし、何回散布しても大丈夫です。
肥料は控えめになります。多肥だと花形がくずれてしまうからです。
消毒2回 ジマンダイセン ダコニール
葉面散布(ニーム+えひめAI+光合成細菌)3回 アブラムシが発生したら、粘着君を混ぜてください
置き肥 ボカシ肥料+オーガニック肥料 一回
液肥 なし(ただし鉢植えで葉っぱの色が薄くなってきたら肥料切れなので液肥を散布してください。)
殺虫剤1回 アドマイヤを株元にパラパラ
5月
季節:暖冬なら初旬から、普通の年でも中旬以降に満開になります。4月まで頑張っていると普通の手入れで花が楽しめるかなと思います。花は、ある程度咲いたら枯れる前に剪定してしまいましょう。咲かせっぱなしは病気のもとです。
雨が来る前にジマンダイセンなどで予防しておくと黒星病の被害が減らせると思います。
5月後半からコガネムシが飛びはじめるのでコガネムシ対策が始まります。9月末まで
消毒2回 ジマンダイセン サンヨール(病気になったらサプロール2000倍)
葉面散布(ニーム+えひめAI+光合成細菌)3回
置き肥 ボカシ肥料+オーガニック肥料 一回
液肥 なし
殺虫剤1回 アドマイヤー 株元に撒く
コガネムシ対策 ウィンズパック コガネガードなど(お好きなものを)9月末まで
6月
花も一段落して、ガンガン成長する時期です。そして梅雨時期で黒星病が心配の季節でもあります。肥料と予防をしっかりやりましょう。
シュートが発生した場合に花が咲いたら切り戻します。
鉢ならばできるだけ雨の当たらない場所に移動すると良いでしょう。水やりはかなり控えめ。
消毒2~3回 ジマンダイセン ・サンヨール(病気になったらサプロール2000倍)
葉面散布(ニーム+えひめAI+光合成細菌)2回
置き肥 ボカシ肥料+オーガニック肥料 一回
液肥 1回
殺虫剤 ゼンターリ水和剤
7月
梅雨が明けるまで、根腐れと黒星病に注意。元気が良いものは鉢増し検討(前半)
梅雨が明けたら水やりの頻度に注意(鉢は毎朝。地植えは枝がしんなりしたら)
消毒2回 ジマンダイセン・サンヨール(病気になったらサプロール2000倍)
葉面散布(ニーム+えひめAI+光合成細菌)2回
置き肥 ボカシ肥料+オーガニック肥料 一回
液肥 なし
殺虫剤 ゼンターリ水和剤
8月
暑さ対策。バラは夏バテの時期で、この時期を無難にすごせると秋バラが見えてくる。
鉢植えは寄せ鉢で日陰を作ったり、涼しいところに移動させたりします。
そしてハダニ注意です。
消毒2回 ジマンダイセン・サンヨール(病気になったらサプロール2000倍)
葉面散布(ニーム+えひめAI+光合成細菌)3回
置き肥 ボカシ肥料+オーガニック肥料 一回
液肥 なし
殺虫剤 なし(ハダニが発生したらコロマイト等殺ダニ剤)
9月
前半に夏剪定。暑すぎるときには害虫はあまり活動しませんが9月から大活躍します。そして、台風のシーズン。9月は試練の時です。
そしてコガネムシが卵を産んでいる場合に、薬で一網打尽にしておきたいです。
消毒2回 ジマンダイセン・サンヨール(病気になったらサプロール2000倍)
葉面散布(ニーム+えひめAI+光合成細菌)3回
置き肥 ボカシ肥料+オーガニック肥料 一回
液肥 3回
殺虫剤1回 アドマイヤー 株元にまく ゼンターリ水和剤
10月
秋バラの季節。2018年は台風のせいで11月~12月にずれ込みました。台風次第ですね。
水やりは徐々に控えて
消毒2回 ダコニール・サンヨール(病気になったらサプロール2000倍)
葉面散布(ニーム+えひめAI+光合成細菌)3回
置き肥 ボカシ肥料+オーガニック肥料 一回
液肥 なし
殺虫剤 アルバリン顆粒水和剤 100倍に希釈して株元に潅水)
11月
秋バラが少し残っている時期。害虫も減りますし。できれば最後まで黒星病を防ぎたいぐらいでしょうか。来年につなげる時期。水やりはかなり控えて。
消毒2回 ダコニール・ジマンダイセン
葉面散布(ニーム+えひめAI+光合成細菌)2回
置き肥 ボカシ肥料+オーガニック肥料 一回
液肥 なし
殺虫剤 なし
12月
来年に虫や病気をくりこさないように落ち葉を拾うとかの基本的管理のみ。
最後の太陽を浴びさせておきましょう。
なお、根を崩さないように鉢の根張状態をチェックしておいて、鉢増し予定して土を購入しておくと1月以降楽になります。
またボカシ肥料を仕込んでおくと春に使えます。
消毒1回 ダコニール
葉面散布 なし
置き肥 なし
液肥 なし
殺虫剤 なし
③まとめ
いかがでしたか?
初心者の方は、え~こんなに~って思ったかもしれません。もちろん、適当にはしょっても構いませんが、まるっきり同じように育ててみると、私の栽培技術がほとんど盗めてしまいます。栽培は、ほぼリアルタイムで更新しますしね。
その上で、来年の2020は、自分なりの栽培方法にシフトしけばいいと思います。
ポイントとして、上記のように農薬を先手、先手で使うことが一番楽なのです。
無農薬だと何倍も手間がかかる。虫は手で取りますが、バラゾウムシとかアブラムシの格闘はめんどくさい。
うどんこ病はえひめAIで結構防げます。黒星病は雨にあてないようにします。薬を使わない分、栽培の工夫でフォローすることになります。
ただ最初の2、3年に、きちんと病害虫を駆除しないと。発育は遅れます。
弱いのは、株がどんどん小さくなって。消えます(--)。そういうのも年数立つとある程度放任してもへっちゃらだったりします。
もし無農薬で育てるとなると、栽培計画を変えるだろうな多分。日本は気候が厳しいからね。
最後に参考本です。
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