おはようございますmymykenshinです。
ひさびさのバラ栽培講座ですね。今日はバラ栽培を行う上で、おすすめ書籍と、その利用法について書いていきます。
当ブログは初心者でも簡単にバラを楽しめるように、品種選定から、管理方法まで以下のサイトにまとめてあります。是非いろいろ見ていってください。
①バラの育て方は実は個性があるし、環境によってだいぶ違う
ロザリアンでも色々個性があります。例えば、バラを手間暇かけて育てたい人と、できれば放置して楽に育てたい人。農薬を積極的に使って完璧に育てたい人、できれば農薬の使用回数を最低限にしたい人、無農薬で育てたい人。
関東で育てる人、北海道で育てる人、沖縄で育てる人。温度対策が全く違ってきます。
田舎で育てる人、比較的都会で育てる人。虫の量が全く違ってきます。
なので、一律「バラの育て方はこうです」というのはないのです。
ですが定石や基本はあります。そのために参考となる本があると良いでしょう。
それは、世界中にいるロザリアンが、無数のトライアルの上で、「こうすると比較的うまくいきます」といういわば無形の財産みたいなものです。
考えてみると、他の植物でこれだけ多くの人が栽培方法を模索している植物が他にないと思うのです。
したがって、初心者は、まずは定石や基本を覚えるのが近道です。
もう一つポイントはバラは生き物だということです。ネコちゃん、わんちゃんに個性があるように、バラも品種に個性がありますし、苗によっても個性があります(個体差)。
だから育てながら、様子見ながら微調整が必要となります。
あるいは、その年の気候の特徴での調整も必要となります。
これは、本とかでは、なかなか表現できない。しかも、わかるようになるまで時間がかかります。
そう聞くとウンザリするかもしれませんが、ベテランのロザリアンがいて、師匠がいれば習得は早いですね。ですが、普通いません(^^;。
私もバラ会とか考えましたが、自分がおっさんのくせに、爺さん婆さんの集いは苦手なんで参加したことありません。
なので本を読みながら観察するしかないですね。
それと、こんなの利用したり。
私で良ければ、日々のブログに書き込みしてくれればいつでも相談に乗りますよ。
1年近く運用していて、書き込みが全部で数十件しかないので、全然負担ではありません。
②おすすめ参考書達 バラ栽培で
1.大成功のバラ栽培
2013年に木村卓功氏の待望の栽培教科書でしたね。バラを育てやすさの4つのタイプに分類して、育て方をきちんと書いています。
ノウハウというよりは、考え方や本質論がベースとなっているのも木村氏らしい。
128ページの紙面に、幅広く書いてあるのが特徴です。
購入は↓から。アマゾンで注文されることはクリックして24時間以内に購入をしてくれると、私が涙して喜びます。
楽天ブックスに在庫ないのでバラの家で注文できます。「サインください」備考欄に書くとくれるかも。
↓
2.バラを美しく咲かせるとっておきの栽培テクニック
大成功のバラが、バラ栽培の考え方や基本に主眼がおかれているのに対し、こちらは完全にノウハウ本です。作者の鈴木満男氏は京成バラ園の方で、40年以上バラ栽培をしている超ベテランです。
細かいテクニックは、これを見ると書いてあります。私もわからなくなると、これを読んでいます。
3.DVD付 動画でわかる はじめての楽々バラづくり
1も2も名著なのですが、作者が2人ともバラおたくすぎて、初心者は消化不良を起こす可能性があります。なので、初心者にやさしく解説してくれているのが、この本です。
作者は木村卓功氏の弟のバラの家のヤス店長です。これは紙面がかなりわかりやすいですし、DVD付きというのがいいですよね。
4.鉢で美しく育てるバラ
私がバラ栽培の本で一番好きな本です。バラは地植えと鉢で育てるのと両方ありますが、鉢で育てるところにテクニックの集大成があると思うのですよ。これがわかれば、地植えは、ずっと簡単です。
5.ローズレッスン12ヶ月
著者の小山内氏は木村卓功氏の師匠です。トゲや葉っぱをみただけで、バラの種類がわかるという真正バラオタクの小山内氏ですが、いつもニコニコして関西弁でやさしくバラ栽培の基本をやさしく教えてくれるとても素敵な方です。
私はこの本のベースの趣味の園芸を2012年ごろに毎月買っていて、小山内氏の記事を楽しみにしていました。初心者向きですね。
③その他バラ栽培の書籍
1.無農薬でバラ庭を
はっきりいって、無農薬でバラ栽培をすることはオススメできません(^^)
実際に、この方法でやったら、3割ぐらいは枯れるかもしれません。農薬使っても1割ぐらいは枯れるけどね。
ですが、この米ぬかオーガニックというテクニックは使えます。
私は、この本から、バラの有機栽培に開眼し、えひめAIと光合成細菌と、ボカシ肥料を使うやり方に発展させました。なので、この本を読む必要はありませんが。
※小竹さんは好気性のボカシ肥料を推奨していますが、私は断然嫌気性のボカシを推奨します。
内容的にはとてもおもしろい本です。そして危険な本でもあります。
この本を読んで無農薬バラ栽培教にかかって、とてつもない苦労をするかもしれません。
本には美しい世界のように描かれているけど、そんな生ぬるいものではない。庭に無数のアブラムシがいて、てんとう虫が食べてくれるとか悠長なこと言ってられません。
でも、この本が好きです。
2.つるバラのすべて
著者の村田晴夫さんは数年前に亡くなられました。そして、この本も絶版になっています。ですがアマゾンや楽天で中古で買えます。
それとkindleで電子書籍で購入できます。koboでも買えます。
村田氏は、つるバラ研究の大家で、文字どおり、つるバラの仕立て方や魅力の紹介
から、すべてが書かれています。私は10年くらい前に国バラでお見かけしましたが、素朴な無口そうな感じの方でした。つるバラって仕立て方が難しいのですが、この本にそれがパターン別に丁寧に書かれています。
私にとって、永久保存版なので絶対に売りません(^^)
3.イングリッシュローズのすべて
この本は、本当に写真が素晴らしい。もちろんベースにイングリッシュローズが素晴らしいというのがあるのですが。
買うと本当にイングリッシュローズのとりこになってしまう危険な本です。
④まとめ
私のバラの愛用書をまとめました。実は、まだ買って読もうと思っている本もありまして、オススメの本があれば、随時更新していきます。
栽培に関して言うと、最初に紹介した2冊を買って、あとは実践あるのみかなと思います。もちろん私のバラ栽培講座も、参考にしてください。ところどころ本の内容よりは薄くなりがちですが、逆にタイムリーに発信できるのもブログの良いところだと思うので。そこをうまく活用していきたいと思います。
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