おはようございます。mymykenshinです。今日は、バラの各月のお世話について具体的に書いていきます。
当ブログは初心者でも簡単にバラを楽しめるように、品種選定から、管理方法まで以下のサイトにまとめてあります。是非いろいろ見ていってください。
①梅雨時期のお世話について
5月のバラの宴も終わり、6月は秋バラに向けて育成する時期に入ります。時期的には、うまくやれば6月~7月は結構大きくなります。
湿度が高い上に、真夏ほど暑くないからです。
ですが、長雨になると、どうしても黒星病が発生しやすくなります。黒星病になりますと、葉っぱが落ちてしまうので、光合成の度合いが減るので、育成が止まってしまいます。病気を治療して葉っぱが出てくれば、復活してきます。
あとは、長雨なので、根腐れも、よくあるトラブルになります。根腐れを起こす方が深刻です。1年前の大きさに逆戻りぐらいのダメージがあります。
②大苗等の鉢増しの検討
毎日の水やりの中で、乾くのが早いなという6号鉢については、鉢増しする時期かもしりません。そのままコンパクトに育てたい人は鉢増しの必要がありませんが、鉢増しすることにより大きくするチャンスではあります。
該当の鉢の中を、みるために、少し引っ張ってみましょう。根がびっしりならば、土ごと抜けてくるはずです。
そうなれば、鉢増しの良い時期です。逆に根張りが悪いときは、土が鉢に残ってしまいますので、鉢増しはしません。(ついでに根腐れチェックしてしまおう)
では、鉢増し手順です。
1.花や蕾がついていたら花枝の半分くらいまで切り戻します。
2.2号大きい鉢を用意し、苗を入れて、ウォータースペースが残る程度に土を入れます。
3.横から土を入れて、トントンする。
4.鉢から水が出てくるくらいたっぷり水やりを行います。30分ぐらいしてから、もう一度水やりして完成。
※画像付きで解説したいところですが、今ちょうど良い株がないので、1か月後ぐらいにアップ予定です。
③何はともあれ消毒
黒星病対策には予防が肝心です。
私は予防のためにジマンダイセンとサンヨールを6月、7月で1回ずつ。計4回消毒します。
これは、バラの家でタイプ3の管理レベルなので、タイプ4のものを育てている場合には月に3回やることになります。
それから、鉢で動かすことが可能なものは、雨に当たらないところに置いておくと黒星病になりにくいです。
④害虫対策
コガネムシの産卵が6~8月にピークを迎えます。
逆にアブラムシは高温期に入れば減ってくるはずです。
コガネムシ対策には、コガネガードを私も大勢の人が使っています。
コガネガードは、無農薬派の切り札ですが、私は鉢が蒸れてしまうのは欠点だと思っていて、今年は使わない方針でいきます。使わない場合には確実に産卵されますので、オルトランやアドマイヤーを使って、確実に殺します。
⑤肥料
各月の月初に下記のオーガニック肥料を株元に施肥して終わり。勿論バラの大きさに合わせて、量を調整してください。もしボカシ肥料を作っているなら同じタイミングで一緒に施肥してください。
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液肥を6月月初に与えてください。
⑥シュートの管理
品種によっては、またの株の状態が良い場合には、ベーサルシュートという若い枝がビヨーンと伸びてきます。
ベーサルシュート自体は、栽培者にとって「ヨッシャー」って感じなのですが、一方でシュートは栄養分を吸い取っていますので、弱いシュートは根元からとる。
強すぎるシュートは、周りとの調和をとるように剪定してください。
シュートってこんな感じです。これは、ツルバラのシュートなので、伸ばし放題です。
この赤いのが若い枝となり、いずれ右のような古い枝は切ってしまう感じです。
⑦まとめ
この時期は、病気の予防、鉢増しが中心となります。春は咲いて当たり前。秋こそ実力が出るものです。頑張りましょう。
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