おはようございます。mymykenshinです。今日は、バラの栽培を始めて2年以下の、あるいは、これから始めようかなという人のために、自分の失敗も考えながら、「こうした方がいいよというのをアドバイスしていきます。
- ①第一のアドバイス バラは少しずつ増やすと良い
- ②第二のアドバイス 最初は育てやすい品種からはじめましょう。
- ③第三のアドバイス 花形だけでなくて、色々考慮しましょう。
- ④第四のアドバイス 資材のことも忘れずに
当ブログは初心者でも簡単にバラを楽しめるように、品種選定から、管理方法まで以下のサイトにまとめてあります。是非いろいろ見ていってください。
さて本題
①第一のアドバイス バラは少しずつ増やすと良い
カタログとか見ていると、色んな種類があります。なんといっても日本で流通しているだけで1000種類以上あります。
人によっては、急にはまってしまって、10種類以上一気に買ってしまうことがあります。(自分はもっとでしたが(^^;)
ちょっと待った~~(古いとかいう人は、年齢がバレますな)
とても気持ちは、わかります。ですが、バラ栽培ってペットを飼うのと同じで、10年たって、やっと、ちょっとわかってきたかなという長い趣味なんです。だから、あせらず、最初は3種類がいいのではないかと思います。
庭が広いおうちだと、100種類とか育てられるけど、普通はせいぜい20種類とかとかじゃないですか。
その20を自分の趣味にあった最高の20種類を選べてかつ、きちんと育てられれば、周囲から本当に羨ましがられる素敵な庭ができますよ。
そのためには、かなり考えなくてはいけないこと(これから、それを書いていきますが、)がありまして、それを栽培経験の浅い人がベストチョイスすることは無理なのです。
育てているうちに、どんどん見識が蓄積されていきますし、どんどん新品種が発表されるわけです。また少しずつ増やすと、今年は何を買おうかなという楽しみがあります。それが結構楽しいんだよ。
なので、バラは少しずつ増やしましょう
②第二のアドバイス 最初は育てやすい品種からはじめましょう。
最近は、育てやすい品種が増えていますので、バラ栽培になれるまで育てやすい品種を選ぶと枯らすリスクも少ないと思います。
その点については、バラの家でのタイプ1~4というのが参考になります。
例えば上のティージングジョージアは
となります。
↓クリックして確認してね。
ちなみにラローズドモリナールはタイプ1となります
最初はType1かType2となります。Type3になるとぐぐっと難しなくって、Type4は、私は一つも買ってないです。はっきりいって4は手を出さない方がいいです。
Type 1~4は木村卓功氏が定義してはじめています。実はバラの評価って、育種家の中でもかなり異なっています。いろんな意見の中で、バラの家では、その1~4にほぼ全部分類されていて、経験上、かなり信頼度は高い。と思っています。
③第三のアドバイス 花形だけでなくて、色々考慮しましょう。
例えば、先ほどのラローズ ドゥ モリナールですが読み方を解説するために横に青字コメント入れますね
品種名 ラ ローズ ドゥ モリナール
La Rose de Molinard
作出 2008年 フランス Delbard (←フランスデルバール社) 系統 S シュラブ、HRg ハイブリッドルゴサ(←下にも書いてあるようにシュラブ(ブッシュみたいな感じ )) 交配 未発表 花色 ピンク 花形 カップ~ロゼット咲き (←写真見ながら、これがロゼット咲きかと) 花径 中大輪 (←ここを見落とさないで。大輪になると、
日本人の感覚からするとデカ!って感じです。中大輪でも結構ゴージャスです。
この辺りは好みです。) 芳香 強香 ★★★★☆ (←私はここはメチャこだわります。中香~強香ばっかりです。) 香質 フルーツ (これは実際に嗅がないとわからないですよね。国際バラとガーデニングショーとかで色々嗅いでいます) 開花 四季咲き ★★★★☆ (これも庭の印象を決めますよね。
鉢が少ないときは四季咲きあると寂しくないですが。一季咲きや2季咲は、
季節にドーンと咲かせてくれるものが多いです。) 樹高 1.7m (庭が小さい人は1.2mぐらいの小さいものもありです) 樹形 樹勢 ★★★★☆ 耐陰性 ★★★☆☆ ウドンコ病 ★★★★☆ 耐寒性 ★★★☆☆ 黒星病 ★★★★☆ 耐暑性 ★★★★☆
(最初は特に樹勢、ウドンコ病、黒星病に星が多いものがいいですがType 1か2であれば問題ないです。
北の方なら耐寒性、南の方なら耐暑性、日当たりが悪ければ耐陰性を気にしてください)
たとえば、下のレディエマハミルトンと比較すると1.0m、花形も中輪でカワイイ感じになります。ちなみに大きくならないので、地植えすると足元にある感じになります。私なら鉢で育てて目線を上げるかなと。
品種名 レディ エマ ハミルトン
Lady Emma Hamilton
作出 2005年 イギリス David Austin 系統 S シュラブ 交配 実生 × 実生 花色 アプリコットオレンジ~オレンジイエロー 花形 カップ咲き 花径 中輪 芳香 強香 ★★★★☆ 香質 フルーツにティー 開花 四季咲き ★★★★☆ 樹高 1.0m 樹形 樹勢 ★★★☆☆ 耐陰性 ★★☆☆☆ ウドンコ病 ★★★★☆ 耐寒性 ★★★★☆ 黒星病 ★★★★☆ 耐暑性 ★★☆☆☆
④第四のアドバイス 資材のことも忘れずに
最初にお金が、かかるのが資材なんですよね。私とかは農薬とか、500ccとか買ってしまうので、これ10年ぐらいじゃ使い切らない感じとかですが。
最初は農薬はスプレータイプから始めるといいと思います。
例えばベニカXファインスプレーとか
私みたいに巨大なバラではスプレータイプではとても間に合いません。
ベニカXファインとか。
ベニカXファインスプレー 950ml ZIK-10000
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スプレーについては、バラの家でも解説しています
もちろん将来、どんどんバラを増やすなら、最初からがっつり中容量のものを買っていっても構いません。全部で数万円かかると思いますが。
私はコスパ悪いので、基本的に100CC以上のものを買います。
それと土ですが、私はいつもバラの家のを使いますが、せめてホームセンターで売られているバラの専用土を使った方がいいと思います。
買ってから、早くて2~3か月で根がいっぱいに張ってくると鉢増しの時期になるので用意しておくぐらいが良いでしょう。
比較するとわかりますが、どこで調達しても、あまりお値段は変わらなくて、送料をどうするかです。土は栽培の上でとても大切で。ベテランになると好みがわかれます。
長くなりましたので、今日はここまで。また書きますね。
現実問題として、バラ苗だけで一鉢2000円以上はしてしまうし(中には800円とかあるけど)、それに加えて、私みたいにつるバラと30種類ぐらいの鉢や地植えを育てていると、資材系に3万円ぐらいはかかるとおもいます。(それでも農薬は買いそろえていて、新規では年間1個ぐらいしかかわない感じです)
普通の趣味と同じで、それなりにお金がかかる趣味だと思います。
予約新苗 【バラ苗】 ラローズドゥモリナール (Del桃) 国産苗 新苗 ○ 【デルバール】《Han-DEL》 ※5月末頃までにお届け
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即納 【バラ苗】 レディエマハミルトン (ER橙) 輸入苗 大苗 6号鉢植え品 ■ 【イングリッシュローズ】《ER-Y》
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