バラとガーデニングと犬とネコ

10年以上前にバラの家と出会い、バラのマニアに。犬と猫4匹もいて、ペットの話題も。

ここからはバラの管理が重要となります

こんにちは、mymykenshinです。バラの季節が終わり、アジサイの季節になりました。我が家ではアジサイは2本しか育てていなくて、これは、そのうちの一本

「墨田の花火」です。最初はホームセンターで買った小さい苗だったと記憶していますが、地植えして。どれぐらい経ちますかね。17~18年だと思います。

手入れは 何もしていません(^^;

肥料を上げたことはないし、2年に一回ぐらい剪定していると思います。大きさは私の身長を超えていますから2m弱ぐらいですかね

 

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当ブログは初心者でも簡単にバラを楽しめるように、品種選定から、管理方法まで以下のサイトにまとめてあります。是非いろいろ見ていってください。

www.rosarian777.com


実は上の写真はお隣さんに乗り出して撮っていて、左側が我が家で。ほとんどお隣りにはみ出して咲いている感じです。

 

普通ならとなりに文句言われるところですが、きれいに咲いてくれるので、容認されているようです。

本来 穏やかな人なので、文句を言うような人ではないのですが。

 

さてバラの方ですが、季節が終わって、花はほとんど取ってしまいました

 

今回は、この季節のお手入れについて簡単に説明します。

 

まず花後剪定をしてください。だいたい上から3分の1程度を剪定してしまう雰囲気です。

詳しくは、他の参考動画を見てください

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そして6月になると、梅雨の季節

となります。梅雨の季節は、枝も伸びるのですが、同時に黒星病が発生します

この黒星病が非常にやっかいで、正体はカビなのですが、雨に8時間だったか さらしてしまうと急速に広がってしまいます

 

また私のようにバラを密集して育てていると、どんどん広がってしまいます。

 

近年は、この黒星病になりにくい品種が、たくさん開発されています。バラの家では、タイプ0とかタイプ1と分類されています

 

これは月毎の薬剤散布の回数を指していて

タイプ0 年2回 もしくは無農薬でも黒星病が出ない

タイプ1は 月に1回の薬剤散布が必要

タイプ2は 月に2回の薬剤散布が必要

タイプ3は 月に3回の薬剤散布が必要

 

自分の持っているバラがタイプいくつかチェックするといいでしょう

 

私が持っているバラで一番弱いのはタイプ4のガブリエルで、後のバラはタイプ2以上です。

それで私の薬剤散布の回数は月に3回です。

決めごとしないと、さぼってしまうので、毎月1日、11日、21日に散布すると決めています。

実は月に3回は 殺菌回数で、殺虫は別に月に2回ほど散布しているので、かなり 負荷はは大きいです。

 

たぶんバラを育てている人で 月に3回以上 殺菌している人は少ないと思います。

大変ですし、農薬を、それだけ使うことに抵抗ある人も多いでしょう。

 

私も、バラをはじめた当初は、「農薬は使わない」と決めて、いどんだことがありますが、結果は惨敗です。

夏には 葉っぱがほとんどなくなってしまいました。

 

最近、耐病性の強いバラも増えましたが、木村さんがタイプゼロとしているバラでも無農薬で黒星病を発生しないことは 結構厳しいような気がしますね。

唯一の例外は、モッコウバラです。これだけは今でも薬剤散布していません。

 

ということで、結論ですが、農薬は月に一回は行った方が良いと思います。それもタイプ1かタイプゼロのバラばかりの場合です。

私の感覚からするとタイプ2でも月に3回やらないと黒星病でるかなってという印象です。

農薬については、次の動画を参考にしてください

 

youtu.be

 

こうして農薬の話ばかりして、もう うんざりと思っている人もいると思いますが、ここまではバラの病気を防ぐ話で、バラを害虫から、防ぐための話をこれからしていきます。

 

先に言っとくと、強いバラというのは病気に強いだけで、害虫に強いバラはありません。といいたいけど やはりモッコウバラは、なぜか害虫にも強い気がします。

それでも芋虫にはやられた記憶がありますかね。

 

バラの害虫は 春先にアブラムシ、バラゾウムシ、一年中でいうと イモムシ(チュウレンジハバチの幼虫とか、ガや蝶の幼虫、ヨトウムシなど様々)、ハダニ、コガネムシの幼虫、カミキリムシの幼虫、あたりですかね。

 

鉢が少ないときには、殺虫剤なしは できると思います。手でとって色々工夫すると。

ですが私のようにツルバラはあるし、鉢も多いと、薬剤なしでは無理です。

でも薬剤散布はいやだなって人は ベニカX粒剤がオススメです。

 


 

 

これはバラの株元にパラパラまくだけです。噴霧器だとご近所に白い目で見られることもあるし、自分に風向き悪いとかかってしまいます。

その点、まくタイプは大丈夫です。まくタイプには「オルトラン」というのがあるのですが、オルトランって すごい薬くさい臭いがして、使ったのがバレバレという。しかも何十年も使われている農薬なので、アブラムシは耐性ができて効かないのです。

 

しかも、このXガード粒剤は病気の予防にも効くのです

 

適用害虫は アブラムシ コガネムシの幼虫 バラゾウムシ チュウレンジハバチの王忠 バラシロカイガラムシと結構広い

 

病気は ウドンコ病、黒星病、灰色カビ病と おもな病気をカバー

 

しかし使用制限が4回以内なのです

なので 例えば 4月 6月、7月、9月当たりですかね。

他の月は、他の薬剤を使うことになります。3月、5月、8月、10月

あたり。

それを埋めるのが アドマイヤー粒剤というのがいいと思います

 

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適用害虫は バラに関してはアブラムシだけなのですが、他の果樹でコガネムシの幼虫も入っていて、私の感覚からすると、バラにも効くと思います

なぜなら、これを使いだしたのはXガード粒剤よりもずっと前なのですがコガネムシの幼虫の害にあったことがないからです。

 

使用回数制限は5回です

3月、5月、8月、10月使えば、Xガード粒剤と併用で使えることになります。

 

アドマイヤーと似たものとしてはアルバリン粒剤というのもあります

私は昔買っていて たまに使います

 


 

 

だいたいベニカXガードとアドマイヤー粒剤で、アブラムシ、コガネムシの幼虫、バラゾウムシあたりは、ほぼ撃退できるはずです

 

ですが、これだけだと梅雨時期に大量発生するガの幼虫を防ぐことは難しいと思います。

実際に私は、ヨトウムシなどガとか蝶の幼虫対策をしていなくて、梅雨時期に大量発生させてしまい、葉っぱを丸坊主にされてしまうことがあります。

地植えのバラは本当に要注意です。梅雨の雨で、放置している間に大量に産卵してきて、気が付いたときに大量発生するからです。

 

特に初期の防御が大切で、それに効くのがゼンターリ水和剤です

 


 

 

これは有機栽培でも使える農薬で、人間とか動物に無害なのです。具体的には、葉っぱの中にBT剤という蝶やガの幼虫に毒の成分を しみこませることができるのです

 

使用回数制限はありませんが、発生初期にしか効きません。やばそうな時にあらかじめ散布することになります。

私は、これを6月ぐらいからニームとまぜて、月に2回ぐらい散布しています。粒剤と併用しながらです

 

だいたい、粒剤とゼンターリで、ほぼ撃退できると思いますが、それでも、発生してしまった場合は、殺すしかありません

 

ベニカSとか適用害虫にあわせて散布することになります。大発生させてもベニカSを散布すれば だいたい収まります


 

 

ここまで聞いて、カミキリムシの幼虫とか ハダニ、カイガラムシが出てこないわけですが、これらの害虫は プロも頭をかかえるので別の機会に話をしようと思います

 

最後に薬の話ばかりだったので まだ咲いているバラ ダフネです

 

 

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