こんにちは、mymykenshinです。最近忙しくて、時々しか読めていないのですが、木村卓功氏のFacebookのバラオタク度がやばい域になっているなという印象。
New Roses等、こまめにチェックしていても、未発表の品種がどんどん出てきて、私もついていけない(^^;
世界中からアクセスあるし、すごいですね。
※ランキングにポチしてくれた方ありがとう。引き続きよろしくお願いします。
なんとか上位3つに。
当ブログは初心者でも簡単にバラを楽しめるように、品種選定から、管理方法まで以下のサイトにまとめてあります。是非いろいろ見ていってください。
①そんな中でどうしても欲しい品種が
こんな美しい薄紫のロゼット咲きのバラがあったかなと
まだ発売していないバラですが、出たら絶対買いたいな。たとえ耐病性がイマイチでも
私はロゼット咲のバラが好きで、黄色、ピンクといくつか持っていますが、紫は今までなかったと思うのですよ。
似たようなだと夜来香とかもいいけどね。
↓クリックするとサイトに飛びます。
②みんなが欲しいバラの特性
結局、多少の好みの差はありますが、鉢植えで、こんもりした小さいシュラブで、そこに数十個さいて、花が美しく、香りがよくて、さらにいうと花もちがいいと最高。
そんな感じだと思うのですよ。
そんなバラの鉢が10個あって玄関に置いていたら、すばらしい玄関先の完成です。
ただ、病気とか虫とか面倒なんで、「できるだけ育てやすいのがいいな」って。
でも木村さんも言っていますが、良い性質と育てやすさを両立させるのは難しい。
じゃあ、究極的に美しいバラだけど、育てにくいけどどうする?
って言われたら、「育ててみたい」って思いますね。自分の栽培にも自信がもててきたし。
でも、そうやって育ててみても、現実は、なかなか、たくさんは咲かせられない。
特に最初の2、3年は。
私をふくめて普通の人は。そんな感じですかね。
ちなみに、育てにくくても究極的に美しいバラを育てたいというオタク指向は男性の方が強いみたいです。「このバラをこれだけ美しく咲かせられるのは俺ぐらいだろう」といった感じだそう。
村上先生が後援会で言っていました。菊の世界と同じだそうです。
③イングリッシュローズの世界
10年前は、めちゃめちゃ売れたイングリッシュローズでした。ハイブリッドティーやフロリバンダが全盛の時代に、それらにオールドローズを交配することで、従来よりも耐病性が高く、しかもガーデンローズとして自然風味が楽しめるというイングリッシュローズが売れた理由です。
香りも従来のものよりも高い。そして、はっきりした原色よりも淡い色を出してきたことも人気でした。
近所に神代植物公園がありますが、昔のハイブリッドティーが沢山植えてあって、雰囲気が全然違います。
根元がメチャぶっとくって。そこから太いシュートが伸びて、先端に大きな花が咲く。そんな感じです。花が咲いているときは、花が目立たないですね。
昔作られたバラ園は人工的な感じがします。
そんなイングリッシュローズですが、最近は、かつてほど売れていません。理由として考えられるのはイングリッシュローズの交配を、多くの育種家が真似して特別でなくなったというのは大きいかもです。
昔はイングリッシュローズは耐病性高い方でしたが、今は、デルバールなどに負けている感じです。ロサオリエンタスにも負けているかもしれません。
私にとっては、イングリッシュローズを育てるのは標準レベルのバラを育てる感覚なので、イングリッシュローズの中でいいなと思うのは耐病性が、今のバラほど強くなくても、まあいいかという感じです。
そんな中、木村氏が、「これぞイングリッシュローズ」と一つ選んだのがレディエマハミルトンです。
これについては私もそうだと思います。 (一枚目の写真)
小さいシュラブでオレンジに咲いたかと思うと、黄色が出てきて、最後はピンクに退色していく。
七変化というのが適切な感じです。香りもすばらしく、耐病性も、そこそこです。
おそらく多くのイングリッシュローズマニアが1位に選ぶような感じがします。
一方でイングリッシュローズで一番有名なバラはグラハムトーマスです。
なんといっても、殿堂バラなので当然有名です。
私もバラを始めたころは、ピエールドロンサールとグラハムトーマスが輝いて見えたものです。
今も、山吹色でいいバラだなとは思いますが、レディエマのように絶対おさえておきたいバラではありません。
似ているティージングジョージアを持っているというのもあります。
香りは、それほど良いとは思わないし。近年は素晴らしい黄色のバラが出ていて。あえて買う気にならないのが本音です。
私が、レディエマに次にオススメのバラはなんですか?と聞かれたら、ジューデジオブスキュアですね。
アプリコット色のコロンコロンとした可愛い花なのですが、フルーツ香が素晴らしいんです。
これをたくさん咲かせられたら、フルーツの香りで幸せになれますよ。
ジュードもレディエマと同じで、他に同じバラがあるかと言われると。あまりないと思います。
ピンクのイングリッシュローズで、これだ~ってのが、なかなかないのです。
結構良いのが多いのですが、これは他にないというのが現状です。
昔はシャリファアスマという品種がありましたが、現在は販売していません。
でもピンクはオススメ品も多くて、個人的なオススメとしては
クイーンオブスウェーデン。花は大きくなく中輪です。香りも、まあまあです。
じゃあなんで?というと育てやすいんです。
地植えにしたら、だれでも育てられるんじゃないかというぐらい。
葉っぱが完全に水をはじくので黒星病にならないとはいいませんが。葉を落とすことは、ほぼないです。
枝が根元から多数のシュートを出しますので、伸びてきたら、上からチョキチョキしてくれたら剪定終わりという。あまり考える必要もありません。
もう一つはジェントルハーマイオニーですかね。シャリファアスマと少し似ている美形です。
これもイングリッシュローズっぽいですよね。
まとめ
つらつらと書きましたけど。何がいいたいかというと。初心者の数年間は、耐病性のある強いバラを育てればいいと思います。ですが、数年後は好きなものを育てればいいのではないかと思っています。
数年間たてば、やってみて難しいところ。意外に簡単なところが見えてくると思うのです。そして育てているうちに、自分の好みだったり香りだったりがわかると思うのです。
私の場合は基本的に育てやすい方がいいなと思いつつ、レディエマやジュードのような特別なバラは少々難しくても買ってしまいますね。そうすることで、結構手間が増えていると思うのですが、やはりきれいに咲かせたときの感動は、バラ栽培をやっているから味わえる感動だからです。
その感覚を、アルノーデルバールはemortional (イモーショナル)と表現しています。
感情にうったえるとか、感動的なという意味です。
どこにでもあるようなバラを育てて、花だらけにするのは簡単です。ぱっと見感動的です。
でも、その中の一輪がemortionalであることは、なかなか育てている人にしか、感じられないものです。
正直いって私は自分が育てているバラを全部emortionalにしたいんです。
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