バラとガーデニングと犬とネコ

10年以上前にバラの家と出会い、バラのマニアに。犬と猫4匹もいて、ペットの話題も。

我が家のバラの黒星病の状況から耐病性チェック

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おはようございます。mymykenshinです。

今年は天候不順の影響で、秋バラが咲かない→ブログのネタが不足

という悪循環に陥っています(^^;

そして、最近忙しいせいで、バラのお手入れをほとんどせずに。

記録を見ると、9月半ばからストップ。

たしか9月終わりぐらいに消毒したような気がしますが・・・

おそらく1か月半ぐらいは、肥料と薬剤を完全にストップさせていました。

水やりは、しなっとなったらたっぷりあげるぐらいで、ほとんどやらず。その結果、当たり前のように鉢バラに黒星病が蔓延しました。

 

当ブログは初心者でも簡単にバラを楽しめるように、品種選定から、管理方法まで以下のサイトにまとめてあります。是非いろいろ見ていってください。

www.rosarian777.com

①最近、無農薬バラが注目されていますが。

実際育ててみると、違うやないか~ってことがよくあります(ーー)。

売り出す側からすると、そりゃ弱いバラですよというよりは。「この子は強健」と売った方が売れますからね。

 

そして結論からいうと、鉢バラは全部黒星病にかかりました。長雨だったしね。

それと鉢バラは我が家のは3年以内がほとんどなのです。やはり、それぐらいの年数のものは病気になりやすい。

ちなみに10年以上地植えのバラ達はちょびっとだけ黒星病でましたが、葉っぱを落としているのは、ほぼゼロでたくましいです。

上記のパットオースチンや

モーティマーサックラー

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クイーンオブスウェーデン 

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地植えすると、小さくなって枯れてしまうか、3年ぐらいすると急にでかくなって、最強になるかのどっちかですね。

 

イングリッシュローズが強いからじゃないの?って思う人もいるかと思いますが、後で見せますが、鉢のイングリッシュローズは、しっかり黒星病にかかっています。

 

②鉢バラの様子。

最初にお断りしますが、これからずっと無農薬というのではありません。春先は、今年みたいに最低限の消毒はしていきます。ただ9月末まで、病気にならないようにすれば、あとは秋バラが咲いて、冬になるだけなので、春から夏よりも、病気になっても影響はすくないと言えます。

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ニンファです。今年の6月に大苗で買いました。それでも結構葉っぱは残っていますね。よく育ちましたが、花は咲きませんね。四季咲きなのに。

 多分、3年ぐらいすると、そこそこ咲くタイプだと思います。

 

 

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セプタードアイルでございます。今年に大苗で迎えました。50%黄色ですね。10年前はイングリッシュローズが丈夫だと買っていましたが、今みると普通ですね。

一個だけ花がついています。先日、京成バラ園でもイングリッシュローズはパットオースティンとか一部しか咲いていませんでした。

 

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 ヘレンです。今年に大苗で買いました。あまりかかっていないですね。ロサオリエンタスは強いのかな。秋バラはちょっと咲きました。

 

 

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ジュードジオブスキュア 今年に大苗で買いました。今年買ったイングリッシュローズで一番病気にならず、花もそこそこ咲きました。

 

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 去年大苗で買った薫乃でございます。写真で見るよりも状態が悪くて、半分の枝は枯れていて、少し小さくなった印象も受けます。これはちゃんと手入れしないとやばい感じ。

村上先生もノーメンテナンスでボロボロになっていた薫乃を紹介していたぐらいです。この子は手をかけないと。でもお気に入りだったりします。よく咲くしね

 

 

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 スーリールドモナ・リザ 今年の新苗です。すごく丈夫なイメージだったのですが、無農薬で、多分若いからだと思いますが、黒星病出ましたね。

全体的にはしっかりした感じです。

 

 

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今年大苗で買ったゴールデンセレブレーションでございます。ほぼ100%黒星病ですね。

イングリッシュローズは3年間は、消毒した方がいいかなという感じですね。そのあとはびっくりするぐらい立派になると思います。

 

 

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プリンセスアレキサンドラオブケント 今年の大苗。それほど大きなダメージではないですね。

 

 

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ルシエルブルー 去年新苗で御迎えしましたが、ほとんど黒星病になっていません(^^)

でも去年は、そこそこなりましたよ。かなり丈夫な部類には間違いなさそう。

 

 

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そして今日の主役。ローズドゥグランビルです。黒星病ほぼゼロで、しかもワサワサと茂っています。

これは今年大苗で買ったものです。買ったばっかりの大苗がここまで立派というのもすごいです。

キムタクさんがフランスで見つけて育てやすさにタイコバンを押したのがよくわかります。

 

 その他に、ロアルドダール、かおりかざり、ポールセザンヌが思ったよりも健闘。

ラローズドモリナールが意外と50%ぐらいかかっていました。

全体の感じはこんな感じでした。

 

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③まとめ

お便りいただくと、本当に無農薬への要望が多いことにびっくりします。なので、少しでも役立つ情報を渡そうと今回書きました。

今年は本当に気候が悪くて、小山内先生は「秋バラが咲かないぐらいでバラ栽培やめるなよ。どうせ春になったら、ドカンと咲くんだから」ってなぐさめているぐらい。

 

ちなみに、私の鉢バラは、かなり良い方だとこれでも。他の人はツンツルテンの人も多いかと思います。

 

バラは3年ぐらいは病気になりやすく、6年ぐらいきちんと成長すると、びっくりぐらい成長して、たくさんの花を咲かせます。そういう意味では最初から全部無農薬よりは、最初の3年間は、こまめに消毒して、徐々に無農薬でローメンテに移行するのが王道かと思います。

それでも最初から全部、無農薬でやりたい人は、ロサオリエンタスの中で強健な品種とか、上記のローズドゥグランビルとか。

品種を厳選してください。

 

農薬もスプレータイプの便利なものがあります。

株数少ないときはMY ROSESシリーズとかいいかもよ。

 私は株数多いのでコスト高になるので使いませんが。

 

 あとは無農薬の分、手間暇をかけてやることです。

雨にあてないようにするとか。ウドンコ病にならないように、えひめAIを使うとか。

水やりの達人になるとか。

台風のときは避難するとか。

そういう手間暇で、農薬なしでも結構いけそうな感じはしています。

 

個人的には、手間暇かけて美しく咲くと嬉しいのですが、それは日本特有らしいですね。

 

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