おはようございます。mymykenshinです。
上記の写真は2008年11月1日での京成バラ園の様子です。秋の京成バラ園は本当にすばらしかったので、今年はどこかで行こうと思っています。バラはユリイカです。
ところで、メールを2人の方からいただいていますが、2人とも資材や農薬の毒性を懸念されていますので、説明を付加したいと思います。
当ブログは初心者でも簡単にバラを楽しめるように、品種選定から、管理方法まで以下のサイトにまとめてあります。是非いろいろ見ていってください。
①私が使っている資材や農薬
まず総体的な話ですが、ホームセンターとかでホイホイ買える農薬で毒性の強いのは売っていません。
そりゃそうですよね。危ないもん。
そもそも農薬についてですが、農林水産省にきちんと書いてあります。
このように厳しい検査を追加して売り出されています。
その上で一つ一つの農薬の成分と使い方や毒性なども、きちんと説明がなされています。
私は、その説明を(ウソがないとして)受け入れて、それを読んだ上で使っています。
もし、その説明自体にウソがあったという事件があれば警戒せざるを得ないのですが、今のところそういうことは起こっていないようです。
②ヒステリーには付き合わない
私は株取引をやっているから、よくわかるのですが、ヒステリー現象というのを目の当たりにします。
終わってみると何てことなかったとか。最近でいうと、アメリカの金利が3%を超えた!ってヒステリー現象。そういう世界を知らないからヒステリーで暴落するという現象。
そういうのって日常生活で色々とあると思うのです。アメリカでよく言われる「マーガリンの不飽和脂肪酸は体に毒」議論。
私はマーガリンを比較的によく使う。何十年という人生でマーガリンで具合が悪くなったことは一度もない。
もちろん欧米人のような過剰な取得もない。だけどヒステリーな研究者は、ここから死ぬまでに◎◎という病気になる確率5割増加とかの研究論文を発表。
とかね。そもそも過剰摂取が問題で、それって何でもそうでしょみたいな。
そういう研究者は恐怖心を煽って、研究成果の注目を浴びるしかない低レベルな連中だということです。
そういう、どこぞのゴロツキ研究者が、農薬批判も繰り返すわけです。ミツバチ業者がミツバチいなくなって困っている、このままだと世界は破滅するみたいな。
それで、人間は愚かなもので、国の委託を受けて真面目に検査している農水省の検査結果より、そういうゴロツキ研究者のでっち上げデータよりも優先されてしまう悲しい現状があるわけです。
③天然由来だから安心ということではない
世の中には、天然由来でお人間に強い毒性を示すものがあります。トリカブトとか有名ですよね。
それに、例えば人間が食べているチョコレートは、犬には毒だったりします。
これは与え続けると深刻な問題ですよね。
農薬だから怖いというのは、天然由来だと安心というのと同じくらいひどい誤解なのです。
例えば、木酢液。あれなんて人間にとっては発がん性の塊ですよね。
やはり使う資材は成分をきちんと吟味して使うしかないわけで、農薬だと国がきちんと確認して出している。それ以外の資材は・・・・きちんと検査されていない。
そういうことになります。
④そういう中で自分の中で決めた基準
1.食物由来とか、食物と同じような成分は、まあ大丈夫だろう。
でんぷんが主成分の粘着くん
アブラムシ、ハダニ等に直接かけると気門を封じて殺してくれます。
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似たようなものとしてナタネ油系のハッパ乳剤(ニームと効用が似ているので使っていませんが)
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納豆、ヨーグルト、酵母菌等、身近な発酵食材より使った、えひめAI
(食べ物じゃないけど)身近な田んぼに生息する光合成細菌(くさいけど)
これが毒だとコメ食えない
あとボカシ肥料
基本的に全部 善玉菌を増殖させまくって与える手法です。直接病気に効くわけでもなく、直接殺虫するわけでもないですが、バラを根本的に強くするのには重要なことです。
強くすれば病気になりにくいのはわかると思いますが、強くすれば害虫も減るのです。
(減らない害虫もいますが)
2.ニームはよくわからないが害がないと信じる(^^)
なんかニーム協会とか、ニームは無害ですよという言葉を信じて10年使っています。
バラの家の木村氏を信じているというのもあります。
結局最後は信ずるものが救われるのですw。(←結構本質ついているでしょ)
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3.身近なものは、なんとなく安心
マシン油 自転車油みたいなもの
これは冬に散布すると効果ありますよ。
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私は使わないけど、重曹の成分とかも使いやすいですね。なぜ使わないかというと効果がよくわからなかったから。
4.BT剤
BT剤とは、人間には無害の成分だけど、害虫には毒というもの
ゼンターリはBT剤です。だけど他のBT剤は高いので今のところ使っていません。
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使っていないけどトアロー水和剤もそうです。
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と、ここまでの資材は、安全性について疑問を挟む人は、ほとんどいないでしょう。
ここからは、自己判断の領域ですよ。
5.有機栽培指定を受けるために使用可能な農薬
すでに1~4にも、このリストのものが結構ありますが
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6.その他の農薬
あとは自己責任なんだと思います。私もバラ栽培で健康を害したくないので、できるだけ必要最低限にしています。
基本的に病気の予防の殺菌剤は、全然気にしていません。裏面の使用方法に食べ物の名前がずらっとありますので、その使用回数内で食べていますから。
大事なことは、食べ物と同じ基準の散布なら食べても大丈夫なんだからという理屈です。
殺虫剤は、結構気にしていて、上記のBT剤で終わるならそれで終わらせるし。でもどうしても使わないと収拾つかないものは、株元散布で済むようにしています。
そうすれば、土食べなきゃ問題ないでしょう。
ネコちゃん、犬問題はあるけどね。正直、ネコは怪しいものは絶対食べないと思いますが、犬は危ないな~。
ボカシ肥料とか気付いたら食ってたりしますからね(^^)
犬は(バカだから)すべてにおいて気を付けましょう。
⑤まとめ
こういう思想で農薬使っています。バラは花なので食べ物で安心なレベルで栽培していれば何の問題もないだろという考えです。
バラ栽培講座22 バラの薬剤の賢い買い方 - バラとガーデニングと犬とネコ
あとは、自己判断でお任せします。
あと農薬使用の注意事項は、すべてマスクとゴーグルと長袖シャツでやれと書かれていますが、万が一を想定して大げさなところもあるかもね。
農薬は風が吹く日は近所に迷惑だし、自分にもかかるからやらない方がいいです。あとは・・・自己判断でお願いします。都内であんまり重装備でまいていると、何かやばいものまいている?って疑われるから私は・・・・です。
まあ、そのレベルでも平気なぐらいしか散布しないですね。
最後に、ベテランのバラ愛好家に多いのですが、バラは美しく咲かせるためには農薬使用するべきだ。○○使えとか言う人が多いですが、個人的には全くナンセンスと思っていて、所詮趣味なので、好きにやったらええやんって思います。
一番は何もやらないことなんだけど、多分、害虫だらけで嫌になるし、病気でツンツルテンになるのです。そこがバラ栽培の難しいところです。ガーデニング全般そうだけどね。
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