バラとガーデニングと犬とネコ

10年以上前にバラの家と出会い、バラのマニアに。犬と猫4匹もいて、ペットの話題も。

無農薬で育てられるバラについて想定で選んでみました。

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こんにちは。mymykenshinです。今日は、バラの無農薬栽培に挑戦するとするとという仮定の話をします。

やはり世の中、無農薬栽培に興味があるようですから。

 

当ブログは初心者でも簡単にバラを楽しめるように、品種選定から、管理方法まで以下のサイトにまとめてあります。是非いろいろ見ていってください。

www.rosarian777.com

①現実できるのか?と問われれば

できると思います。丈夫な品種ならば。というのも、私が実践している有機栽培方法だと、うどんこ病があまり発生しないのです。 

だから消毒していますが、黒星病の予防のために消毒しているに等しいです。

だから。黒星病になりにくかったり、なっても葉を落とさないバラであれば、別に消毒しなくても特に問題ありません。

 

むしろ、虫の方が厳しいことが多いですね。アブラムシ、バラゾウムシ、コガネムシと幼虫。カミキリムシの幼虫(テッポウムシ)、ハダニ、カイガラムシ、ヨトウムシが主な虫になります。

それらをテデトールでがんばれるのが、アブラムシ、バラゾウムシ、カイガラムシあたりかな。

コガネムシはトラップとコガネガード

テッポウムシは根本をガードする。ヨトウムシは・・・お手上げかな。

 

無農薬だから農薬と呼ばれるものは全部ダメと言われると、ひたすらテデトールとなります。でないと、花を咲かせるのは厳しいと思います。

 

私も、かつては無農薬で育てていたのですが、やめた理由は

テデトールに疲れた。そして花が咲く前に台無しになるのが嫌になった。

害の少ない農薬の助けを少し借りるだけで、見違えるようによくなりますし、自分の体調が悪くなるわけでもなく、そう考えると無農薬にこだわる意味がわからなくなった。

そういうことです。

 

ただ、私の場合、農薬に頼って栽培をしている雰囲気ではなくて、あくまで補助的に使っているだけで。そして年数を4年ぐらい重ねると、本当に強くなって、「別に農薬なしでもやれるな」と思える品種も結構あります。

実際に忙しいときや、今みたいに、暑すぎてやってられないときは、丈夫な品種は時々消毒さぼっています。

さぼっても、全然病気になった気配がないのです。そもそも5mぐらい巨大になったツルバラを隅々まで消毒するのって、そうとうまかなくてはならなくて、消毒するとしても結構適当なのです。

じゃあ、やりムラが病気になるかというと、よくわからないぐらいです(^^;

消毒については、そんな感じです。

 

これが害虫については、180度状況が変わってきます。特にアブラムシ。我が家のアンジェラは毎年アブラムシの餌食なのです。無農薬で育てたときの数は半端ないですよ。アブラムシが大量に発生すると幹がアブラでテカテカになります。テントウムシに退治してもらうとか寝言言わないでよって感じです。

同様にカイガラムシもコガネムシも、テデトールなんて絶対不可能レベルです。そもそも茨の中で手がとどかない。

 

したがって、無農薬を目指すのであれば、ツルバラとかはやめた方がいいでしょう。

 

 

②無農薬栽培ならバラの家でType 1を選べばいいのですが。

そういうの樹勢が強くて、大きくなる品種が多いのが悩ましいところです。

例えばナエマ

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カテゴリーがツルバラになっています。多分本国フランスではブッシュだと思うのですが、先日も紹介したとおり、東京の高温多湿だとツルになってしまう傾向があります。

 

だから、ナエマを,少し切り詰めてブッシュみたく育てれば害虫もテデトールで対応できると思います。

そういうパターンだとピエールもブッシュ系で育てるのがいいと思います

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フランスのデルバールは超強い品種が多いですが、ナエマみたいにツルに育ってしまうので、剪定のコントロールで無農薬候補となります。

ローズシナクティフもかなり強い。

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ラローズドモリナール

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最近のデルバールで注目です。

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ロサオリエンタスは現在検証中です。木村氏が日本の環境に

あったバラを作られています。いくつか作っていますが、強いことは強いですけど。デルバーの方が強い印象。まだ、若い苗なのでナントモですが

 

その中で自分としては、ダフネはかなり行けているかなと

 

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木村氏が見つけてきたアンドレエブのローズドグランビル

丈夫だと思いますが、若干暑いのは苦手そう。

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そしてイングリッシュローズですが、耐病性があるイメージですが、上記のデールバールには負ける印象。(Type 1はなし)

個人的にはクィーンオブスウェーデンは無農薬でいけると思います。

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後は、ちょっと古い品種だとレオナルドダビンチですかね

 

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③まとめ

以上が無農薬でそだてられそうな品種でした。思うのですが、無農薬で育てるのであれば、バラの基本に忠実であるべきなのです。

水やり、剪定、肥料の基本ですね。そこを、きちんと習得するのが第一だと思います。

実は農薬使う云々よりも、その基本をマスターすれば、かなりバラは健康に育ちますので、無農薬への道は栽培の基本を覚えることに通ずるわけです。

そういう意味で、上記品種は誰でも無農薬で育てられる品種ではないので、勘違いなきよう。

 

そして、農薬の中には中身がほぼ自然素材だったりするものもあったり、化学薬品使っているけど軽微であったり。そういうことを知れば知るほど、無農薬にこだわる意味がよくわからなくなりますので、私はやめました。

食べ物だったら意義はあるよ!。これ無農薬有機栽培で作りましたって。となりのおじさんがよくいただくのですが、それだけでバリューじゃないですか。

でも花だからね。

それと有機栽培で育てたバラは、相対的に美しい花を咲かせているような気がしますので、みなさんも是非実践してみてください(手間ですけど)。

 

 

 

 

 

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