おはようございます。mymykenshinです。今日は、バラの7~8月(真夏の時期)のお世話について具体的に書いていきます。
当ブログは初心者でも簡単にバラを楽しめるように、品種選定から、管理方法まで以下のサイトにまとめてあります。是非いろいろ見ていってください。
①秋バラをきれいに咲かせるために頑張っている
バラを栽培するのって、すごく大変だと思います。正直、お世話していて、なんでこんな手数がかかることをやっているんだ?。アホじゃないかと。思うことも。
特に最初の2年はそうじゃないかと。10年続けると、なんとも思わなくなって、勝手に手が動くようになりますよ(^^)
春のバラは、冬の処理と春の害虫駆除をきっちりやっていれば、勢いで咲いてくれます。
ところが、春のバラが終わると、花後剪定があり、梅雨対策、黒星病のための消毒、真夏のケア、そして今日解説する夏剪定、秋の害虫駆除、台風ケアなどなどをクリアをすると、秋バラが咲くことになります。
きちんとしたバラ園になると、秋バラも多く咲かせます。しかし、秋バラは花が少なくなるのが普通です。そもそもツルバラは秋に咲かないのが多いですけどね。したがって、バラ栽培の腕は秋バラで差がつく。といことになります。
花数では春バラが素晴らしいですが、秋バラは花の色が濃く、香りが強く、そして花もちがいい。
なぜなら気温が下がる季節に咲くので、香りも飛ばず、ゆっくり咲くので色も濃く出るのです。バラ愛好家なら、秋バラの素晴らしさを体感してほしいです。
②夏剪定
暑さが一段落する8月下旬から9月中旬に、秋バラをきれいに咲かせるために夏剪定をしていきましょう。
必ずしも必須の作業ではなく、秋に一斉に美しく咲かせたいなら夏剪定が良いでしょう。
夏剪定を行ってから40日~60日で秋の一番花が咲きます。
私の地域では、10月中頃が秋バラのピーク(神代植物公園の秋のバラフェスタが10月7日あたりから10月末まで)なので、そこから50日逆算すると9月頭になります。(剪定適期)
さらに、すごい人達は、バラの品種で早い遅いで剪定の時期をコントロールしてきます。(もちろん私には無理~)
ポイント
剪定については、基本は下記に解説していて似ています。
その上で、
全体の⅔の高さを目安に切り戻す(伸びたときに目線で咲くように)
花の大きさで切る枝の太さを変える。
できるだけ大きな葉の上で切る(五枚葉の上)
株の外側を少し低めにして、こんもり茂らせる。(混み入っている枝は細めの枝を整理)
剪定適期を守る。
理屈は理解できると思うのですが、実際は、なかなか50日の成長の姿をイメージするのは難しく、結果バラバラに咲いてしまうのです。なかなか難しいです。
そして樹勢が強いシュラブは、あまり深く剪定すると花があまり咲かなくなるので¾が目安にした方が咲くそうです。(こういうところが難しい)
※写真がご用意できないので、2018年9月に追加予定。
③9月から真面目に害虫対策
真夏はカイガラムシやハダニだけですが、秋は害虫オンパレードです。具体的には春の害虫リターンズって感じで。
特に注意は、鉢バラでのコガネムシの幼虫。産みつけられても卵が孵化したタイミングでアドマイヤーやアルバリンで撃退しましょう。
④台風対策
バラにとって強風は最悪です。葉っぱはボロボロになりますし、大切に育てていたピエールがボキッ⇒死亡とか聞きますね。
台風対策は予報と睨めっこして。地植えで動かせないものは、なるべく他のしっかりしたものに誘引。
鉢バラであれば風がはいらなところに退避。
退避も無理となると、鉢がひっくり返ることがあります。その時にボキっとなりますが、あらかじめ横にしておくのも重要です。
⑤まとめ
秋バラが、きれいに咲かせられたら大成功ですね。お疲れ様~って感じで。しばし小休止ですが、すぐに年末から冬の過酷な作業が待っているのだった(^^;
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