おはようございます。mymykenshinです。今日は、バラの7~8月(真夏の時期)のお世話について具体的に書いていきます。
当ブログは初心者でも簡単にバラを楽しめるように、品種選定から、管理方法まで以下のサイトにまとめてあります。是非いろいろ見ていってください。
①バラは夏が苦手 水切れ注意
バラは基本的に光を好みますが、真夏の午前11時~午後4時ぐらいの直射日光は苦手です。気温がガンガン上がりますから。
耐暑性が弱いバラを南西方向に地植えすると、結構過酷です。
逆に東南方向から光があたって、昼から日陰になるような環境は、地植えしても環境は良いことになります。
そして何はともあれ水切れ注意です。
同時に、夏バテ症状が出ているかどうか注意してください。
夏バテ症状①下葉が黄変し、落葉する。黒星病と似ているけれど、黒い斑点がの有無で判別
夏バテ症状②葉や新芽がカスリ状に色が抜けたり黄白色になり、同時に伸びが停止
夏バテ症状③葉が丸まったりする。
夏バテ症状④枝が黒変したり枯れ込んだり
↓こんな風にしちゃあかんよってことです。
特に①、②ですかね。健全に成長していれば、濃い緑色で先端に赤い新芽が出ているいつもの元気な形です。
夏バテが出たら、日陰の涼しい場所に移動させましょう。生育が停止しているので、水やりも肥料も追加は入れないで。土はちょっと湿っているぐらいで。復活を待ちましょう。
庭植えのバラは、そもそも夏に弱い品種を庭に植えない方がいいのですが。遮光できるなら遮光して。水も肥料も控えましょう。
②夏前に鉢の根張りチェックし必要に応じて鉢増し
鉢に根がいっぱい張っていると、当然ですが水切れを起こしやすくなります。
そういう株は鉢増しをしておくと、水切れを起こしにくくなります。
鉢増しの方法はすでに栽培講座で書いた通りです。
③水やり 旅行中の水切れ等注意
基本的に、水やりは毎日になります。毎日の水やりなんて、やってられないって人は、
自動のものが便利ですよ
私は、同様なものを買っていて旅行中だけ使っています。
※毎日とはいっても、例えば何日も雨が降っている状況とかなら不要ですよ。
ただ3日間程度の旅行なら、そんなたいそうなことをしなくても、
二重鉢 2回り大きな鉢に用土を入れ、通気性が悪くならないように上部3分の1を出して、鉢を埋めてしまい、周囲の土に水をいっぱいいれておく。
とか、鉢ごと庭に埋めるとかの方法が木村氏が紹介しています。
まあ、私の場合は、1~2年苗は弱くてすぐに枯れるので、北側とか、ガレージの中の日陰とか涼しいところに移動させて旅行にいきますけどね。
うちは、ペットがいるので夏の旅行が比較的短期なんです。
3日以上なら、水やり器は必須ですよね。
それと旅行とは関係なく、できるだけ暑さ対策を忘れずに。やはりコンクリートの地面とか壁は暑くなりますので、すのこを敷くとか、壁から離すとか。南西側に遮光ネットするとか。色々工夫してみてください。
④ハダニに注意!!
夏の暑い時期に、結構バラは乾燥してしまうのですが、そのときに危ないのがハダニです。
ハダニが発生しないように、できるだけ毎朝、葉水をすると良いでしょう。
それから、換気扇の周りとか、冷暖房の外の送風機の風の当たる場所とか、高確率でハダニが発生するので注意してください。
ハダニが発生した場合の対処は以下の通りです。
ハダニが発生した場合の対処は以下の通りです。(以前に書いたもの写しです)
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アブラムシがいなくなり梅雨があけると出てくるのはハダニです。ハダニも越冬段階で駆除が、その年の発生を抑制します。
そこでアブラムシ対策でもやりましたので1月~2月に、マシン油散布します、
またハダニは、高温で乾燥を好む ので、換気扇のところとか、冷暖房の送風機のあたりにバラを置かないようにする。
これはとても大切なことです。
そして、夏に気温がガンガン上がるときは、葉水してあげると良いでしょう
それでも、ハダニが発生してしまったら、
その一帯に農薬を集中散布です。これもすごい勢いがありますので、躊躇は禁物です、
また、ハダニの薬剤耐性はアブラムシよりさらにすごくて、1度の農薬は1度しか効果がありません。
そこで、私の場合、コロマイトとダニ太郎の薬剤を常備しています。つまり薬剤散布での駆除はチャンスが(たったの)2回なのです
なので、ハダニを発生したら以下の手順でお願いします。
1.とにかく近くのバラにホースでガンガン水をまきます。
2.コロマイトを発生箇所一帯に散布
3.何回か粘着くんを散布。2~3日に一回を5回程度(粘着くんは、ハダニにも有効)
これで、駆除できるはずですが、それでも残っていたらダニ太郎で同様のことをしてみてください。
それからハダニが発生したら、発生している鉢は、隔離した方がいいでしょう。
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⑤その他害虫も意外にやっかい
個人的に夏の害虫は勢いがないものの、意外と厄介と思っています。暑いから水やりぐらいしか世話しなくなるじゃないですが。
意外と蔓延のするのが「カイガラムシ」体力弱っている株にいつのまにやらカイガラムシだらけ。
ツルバラだと取り切れないので、とにかくブラシで取りまくって、冬に抜本対策、マシン油散布です。
ヨトウムシ対策にはゼンターリ水和剤があります。これは、BT剤っていってヨトウムシとかが食べると死ぬような。トラップ剤みたいなのものです
※BT剤は特定の虫をターゲットとしている点で非常に環境負荷の小さいものといえます。
⑦まとめ
とにかく暑さ対策、意外とあなどれない害虫の末路が気になる(^^)
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