おはようございます。mymykenshinです。今日は、春の花後の剪定について書いていきます。
当ブログは初心者でも簡単にバラを楽しめるように、品種選定から、管理方法まで以下のサイトにまとめてあります。是非いろいろ見ていってください。
①バラの剪定について
バラ栽培の初心者に「切ってごめんなさい」って話すのをよく聞きますが、剪定はバラ栽培の基本となります。
一つはどんどん大きくなって、目線よりも高いところで咲いても見えないので剪定する。伸び放題、トゲ放題では困ってしまいます。もう一つは、剪定によってバラは若返るところがあります。
剪定すると、どんどん若い芽が出てくるからです。基本的に古い枝は、花付きがだんだん悪くなりますので、若い枝を育てて、古い枝を刈ることで、きれいな花が咲き続けるのです。
また花が咲いたあとに放置しておくと、実ができてしまいますが、実はバラの体力を消耗します。そういう意味でも花後剪定はとても大切になります。
ちなみに、剪定ハサミでオススメは岡垣の剪定ハサミです。少々お高いですが、すごい切れ味だし、研いで手入れすれば、長い間使えます。
②剪定の基本
花の大きさで切り方を決める
バラの花は、大輪、中輪、小輪となりますが、その花の大きさで咲く枝の太さが変わってきます。大輪だと鉛筆ぐらいの太さ(8mm~10mm) 中輪なら(5~6mm) 小輪なら(3~4mm)のところで切りましょう。
枝は5枚葉の上、5~10mmぐらい上のところを水平に切る。
下の社員のように切ります。5枚葉ってわかります?
すぐ下に飛び出ている枝が5枚の葉っぱがついているでしょ。
写真はティージングジョージアで株が大きいので、こういう5枚葉だらけなのですが、株が貧弱だと、見当たらないってこともあるかもしれません。そういうときは、分岐しているところから5~10mmのところを切るといいでしょう。
成長した形を想像して好みの樹形に育てる。
上の写真でいうと、分岐している5枚葉のところと枝の接点から、新しい枝が出てくるのです。
写真は手前側に枝が伸びること。つまり株の外側に向かって枝が出てくると想像できます。
これを外芽といいます。内側にのびれば内芽
たとえば、写真の一個下の分岐は内芽となります。
どちらかで切るかで、外側に大きく張る株になるか、内側に向かってコンパクトな株になるか。それは自分の好みで変えてください
③シュラブだと大体上から3分の1ぐらい切るイメージ
切る前は、こんな感じでボサボサのイメージでしたが
花後剪定で切り戻したら、こんな感じに
性質にもよりますが、四季咲きのバラならば、花後剪定に、40日ぐらいすると、また咲きます。
⑦まとめ
なれないうちは、剪定って躊躇してしまいますが、とりあえず5枚葉の上で切って、3分の1ぐらい上からカットしておいてください。枯れませんから。毎年やっていると慣れてきます。バラを育てても剪定していない家のバラを見ていると、新芽が少なくて、花数すくないなって感じがします。おじいちゃんのイメージかな。
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