こんにちは、mymykenshinです。
サクラの季節も終わり、バラ庭のパトロールをしていると、うげ~今年もいた。
アブラムシ。
一応対策していたのですが・・・でもここで頑張らないと大繁殖です。
以前にも書いていましたが、アブラムシ対策を、きちんと、まとめておきます。
※2018/5/9 一部訂正
- ①アブラムシについて
- ②対策全般
- ③対策1 マシン油の散布(冬) (ほぼ無害農薬)
- ④対策2 くんたん+みかんの皮を干したもの (無農薬)
- ③対策3 粘着くん (無害農薬)
- ⑤対策4 キラキラ作戦 (無農薬)
- ⑥対策5 (幸せの)黄色バケツ作戦 (無農薬)
- ⑦対策6 農薬使用(株元散布)
- ⑧まとめ
①アブラムシについて
バラや、野菜を作っていると、温かくなっていつのまにか繁殖しているアブラムシ。いまいましいですよね。新芽にびっしり
でも、まだ最初はいいのです。
そして、なんと生まれて12日後には最も多く子を産みます。そして15日で半分は死んでしまいます。死ぬ頃には何十倍も子孫を増やしています。この驚異の繁殖力がアブラムシの脅威です。
忙しかったりすると、10日ぐらい見つけても放っておくじゃないですか。私もそうなんですけど。週末にならないと早朝しか時間さけないし。
でも10日で大繁殖します。そこで頑張っても1か月後には大大繁殖している可能性があります。
ですが暑さは苦手なので、夏前にはいなくなります。
害ですが。
①花をだめにする。気持ち悪い
折角のバラの花に、びっしりアブラムシあると最悪ですよね。それに、本当に大量発生すると、アブラムシが出すテカテカの液体で太い枝全部がテカテカになります。
ウゲゲーーーって感じ。去年、気持ち悪くてその枝全部きりました。数えるというレベルではないアブラムシが、ビッシリいました。
もちろんバラの汁をチューチューすって生育に影響します。
②カビを呼ぶ。ウィルスを媒介する。
モザイク病、すす病。(ただバラのメインの病気のウドンコ病や、黒星病に影響しないのは不幸中の幸い。
②対策全般
まず鉢栽培の人は、あまり心配はいりません。見つけたら、すぐに手で取ってください。えっ?気持ち悪くてさわれない?そんなこといっていたらバラは育てられません。
といいたいところですが、後半を参考にしてください。
ちなみに蔓延させたことないですが、もし鉢植えに蔓延させてしまったら、私なら鉢を横にしてダメージかからない程度に高圧洗浄水で洗い流してしまいます。
問題はツルバラです。手で取るとか不可能ですから。したがって以下はモンスターのようにでかくなったツルバラを想定して書いていきます。
③対策1 マシン油の散布(冬) (ほぼ無害農薬)
根元の太いところに卵で越冬していますので、マシン油をばりばりかけてあげましょう。カイガラムシ対策にもなります。
マシン油は冬以外は薬害が出るので使えません。マシン油は人体に対しては、かなり毒性が低いです。虫の気門を封じて窒息死させるものだからです。
私は1月1回、2月1回散布しています。
キング園芸 殺虫剤 マシン油乳剤 500ml
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④対策2 くんたん+みかんの皮を干したもの (無農薬)
アブラムシはくんたんやみかんの皮の匂いがきらいなので、根元にパラパラとかけておきます。
くんたんは植物にとても良い効果があるので、それなりにまいておきます。
もちろん、みんな嬉しい無農薬ですが、正直がアブラムシが何割か減る程度です。
でも、今年はこれをやったせいで、発生が遅くなっているように思えます。
③対策3 粘着くん (無害農薬)
中身はデンプンです。アブラムシにかけると気門を塞ぎ、窒息死させます。私の愛用品であります。ポイントは初動で使いまくることです。大繁殖すると追いつかないです、
ちなみに粘着くんは使用回数に制限はありません、
よく「アブラムシには牛乳を薄めて散布するといい」といいますが、あれも乳化で窒息死させる意図ですが、はっきりいって臭いからやめた方がいい。
それなら粘着くんを使いましょう。
粘着くん液剤 1L
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ちなみに私が使っているローズニームは、やはり気門を封じる効果がありますし、害虫忌避の効果もあります。私は粘着くんと混ぜてつかっています。
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⑤対策4 キラキラ作戦 (無農薬)
アブラムシは銀色キラキラがきらいなので、防鳥テープとかアルミホイールをで葉っぱをキラキラさせると逃げていきます。
⑥対策5 (幸せの)黄色バケツ作戦 (無農薬)
アブラムシは黄色が大好き。なので黄色バケツ(6L)に 水3L ヨーグルト 大さじ1 ゴマ油 1~2滴 ハチミツ 1~2滴
これでアブラムシが溺れています。
⑦対策6 農薬使用(株元散布)
私は殺虫剤は空中に散布しない主義なので、
アルバリン。
これもアブラムシやゾウムシが出てきたタイミングで1000倍に希釈して、株元に灌水するだけです。臭いもきにならない。これは効くと思います。
アルバリン顆粒水溶剤 100g
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あとはオルトラン粒剤。アドマイヤ。これを株元にパラパラまく。
※有名なオルトランはアブラムシの耐性があるものが多いので、アドマイヤに切り替えました。
殺虫剤 アドマイヤー粒 950g |
一応私のローテーション。
3月アルバリン1回 4月 オルトラン1回 5月 アルバリン 1回
9月アルバリン1回 10月 オルトラン
株元に散布なので人体にはほぼ影響はありません。ポイントは早めに始めることです。
この回数は、かなり少ない方だと思います。
⑧まとめ
つるバラ育てていて、いまいましいのが、アブラムシとカイガラムシ
うまくいけば全然出ませんが、一度大繁殖させると、その年は制御不能なことが多い。翌年も万全の体制でのぞんでも、少し出たりします。
対策1~5までは、益虫に対して、影響なしなので、テントウムシやヒラタアブの幼虫とかが発生して、アブラムシを食べてくれます。
テントウムシの幼虫は、(私はカワイイと思いますが)、グロテスクに見えるかもしれませんが、生かした方がいいです。
無農薬有機栽培を目指すなら、このテントウムシパワーを大事にしないとなりません。
個人的にはそんな暇ないのですが、外からテントウムシをとってきて庭にまいている人もいるぐらい。
小竹さんも、その一人
無農薬でバラ庭を 米ぬかオーガニック12カ月 [ 小竹幸子 ]
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私の庭では上記の通り、農薬使っていますが、今日だけで5匹のテントウムシをみかけました。
このぐらいの毒性は問題ないのかもしれませんね。テントウムシにとって。
もちろん対策1~6まで。好きなものをやってください。
今は4月なので若干遅いのですが、先手必勝が後の処理を楽にしてくれます。どうせ夏までの戦いなので、それまでに大繁殖させなければ勝ちなのです。冬の間にマシン油で越冬害虫を退治するとか。農薬も、まだ姿が見えない3月から使うとか。そんな感じです。
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