こんにちは、mymykenshinです。
最近の研究課題である光合成細菌について、詳しい本を購入しました。
私の好きな月刊「現代農業」の記事で光合成細菌の記事を特集した本。
これが私の疑問にすべて答えてくれるはずと思い購入
農家が教える光合成細菌とことん活用読本 肥料に、堆肥に、土壌・水質改善に [ 農山漁村文化協会 ]
|
これによると、光合成細菌を長年研究されている小林達治先生によると、「光合成細菌は好気性菌との共生で力を発揮する。根に悪い物質を極上アミノ酸肥料に変える。」
ということだそうだ。その好気性菌は、メガテリウム、納豆菌、枯草菌とのこと。
もう一つ、この本での収穫は、(切り花の)バラ農家が光合成細菌+納豆菌のみで無肥料で成功している記事があった。
ハウス栽培なのにダニが全く出なかったとか。
こういう記事を読むと私のえひめAI+光合成細菌の活用は多分正しいのでしょう。
内容的には、かなり農業の専門性が高い本ですが、私にはおもしろい本でした。
やっていることの理論的裏付けもできましたし。
それから以前から光合成細菌でボカシ肥料を作ると言っていましたが、今日作りました。
ちゃんと動画を作りましたよ。
材料
①ナタネ油粕 1kg 198円
②苦土石灰 1kg 178円
③米ぬか 4kg 70円
④えひめAI 100cc (時価培養で2Lで500円程度)
⑤光合成細菌 100cc (キットを購入すれば10L 2000円程度)
⑥水 400cc
光合成細菌20L 培養セット
|
④~⑥はあらかじめ混ぜておいてジョーロに入れる。
米ぬか、なたね油粕、苦土石灰を下のように層にして、動画のように周囲から回るように混ぜてください(全体を均等にまぜるため)
混ぜたら、山作って、上からジョーロの混合液をかけて混ぜます(水も均等になるように頑張りましょう)
ほんのちょっと湿っぽくなった程度です。これをバケツに丈夫なビニールをかぶせて、これを入れて、空気が入らないように押しつぶします。(ぬか漬け作ってみるみたいw)
空気が入らないように紐で縛って終わり。後で念のため袋は2重にしました。
これを1~2か月寝かせれば、出来上がり。
ポイントは嫌気性ボカシ肥料であること。対して好気性の作り方。つまり空気にさらして作る方法もあります。
しかし、この方法は、雑菌が入りますので冬しか行えないのと。匂いがきつかったり虫が湧いたりと失敗リスクが高い。
私も以前に好気性ボカシ肥料で失敗しております。
調べてみると嫌気性ボカシ肥料は時間がかかるものの、メリットが高いみたいです。
参考にしたサイト
光合成細菌が、嫌気性なので相性悪くないでしょというのもあります。ちなみに好気性で発酵させているのが上記の本にもありましたので、どちらでもできるようです。
ボカシ肥料を作るメリットは以下の通り。
①即効性の有機肥料
②生の米ぬかは窒素不足が起こる(らしい)
③有用菌がいっぱい
私の方法で窒素飢餓が起こらないのは有機肥料と同時に上げているのと米ぬかがうっすらだからだと思います。
注目してほしいのはコストなんです。えひめAIと光合成細菌をたくさん培養した私は、6kgの有機肥料が数百円の追加コストで作れるのはありがたいですね。成功すればですけど。
※よかったらポチお願いします。ランキングが記事更新のはげみになります。(2つもごめんなさいm(_ _)m