おはようございます。mymykenshinです。今日の写真は、2階から見たメインの庭の様子です。今日は、梅雨も終わりで、いよいよ夏到来ということで、夏の管理とハダニ対策について書こうと思います。
写真ではわかりずらいですが、右側3分の1が、イングリッシュローズのパットオースチン。
春の様子はこんな感じ。今年だけで100以上は咲いていると思うな。今年も多くの人に切ってあげました。
美しいのに育てやすくイングリッシュローズを代表する銘花だと思います。
そして左7割はバレリーナ
こんな感じ。新苗がまだ在庫ありますね。これは育てるのが楽ちんです。
さて本題。夏の管理についてです。
梅雨がほぼ終わって、皆さんのバラの様子はいかがでしょうか。梅雨の時期は、なんといっても、黒星病。写真ないのでお借りしてきました。
雨が降ると、どうしても感染してしまう。濡れてもすぐに乾けばいいのですが、濡れたまま何日もたつと、どんどん広がります。
そのために、薬剤で防御し、なったら治療薬で防ぐ話しは以前にお話しました。
無農薬派は、なっちまったら仕方ない放っておけといいます。
真島先生とか、そんな感じですね。
植物は光合成で成長しますので、黒星病で葉っぱを落とすのは痛いですよね。だから治療薬使うわけですが、そんなのは株を軟弱にするだけだと言う人もいるわけです。
ちなみに上述のバレリーナは、黒星病の予防とか治療とかほとんどしたことないけど、これだけ立派に育ちましたし、何年かすると、病気にもならなくなりました。それは株自体が強いからだと思うのです。弱い品種は、黒星病で枝だけになると3年育ててもほとんど成長しない虚しい展開も多い。
なので短絡的に考えないで、その品種にあった育て方が良いかと思いますし、やはり最初の3年ぐらいは株が弱いので最低限の殺菌はした方がいいかなと思います。
少し話が脱線しましたが、この時期に黒星病が一割以下だとすると、結構状態は良いかと思います。
そして夏に葉っぱでいっぱい光合成をしてもらって、秋に素晴らしい花を咲かせるように頑張りましょう!
①夏に怖いもの 夏バテと水切れ
バラは関東のような夏の暑さに弱いのが実情です。この辺は人間と同じと考えてよいでしょう。
やることは、早朝に葉水をやること。昼には乾くというのが大切です。長い間濡れていると黒星病が待っています。だから夕方に葉水とかやらないでね。
もし、昼の2時とかに、ダラーン(暑くて死にそう)ってなってたら、迷わず葉水と水やりを実行してください。
葉水は暑いから温度を下げておくだけではなくて、ハダニ予防にも有効なのです。ハダニの画像です。ハダニは乾燥が好きなので、ちゃんと毎日葉水をするだけで、そもそも発生を抑えられます
したがって朝に葉水を、毎日やりましょう。
そして、水やりですが、地植えは基本的に水やりは必要ありません。
鉢は基本的に夏は毎日やります。なので、そんなのメンドクサイという人には、自動水やり機があります。結構よいお値段がするんですよね。私も旅行のときは使います。
ペットボトルの口を変えて逆さまにするとかのグッズっもありますが、そんなもの使うなら、毎日ホースで丁寧に水やりをする方が良いと思います。
ちなみに木村師匠は夏は自動水やり機ですますみたいです。
水切れを起こすと、葉がダラーンとなるだけでなくて、鉢の中の肥料濃度がいっきに高くなって枯れるらしいです。
②ハダニ対策
ハダニですが、高温で乾燥するところが大好きです。そうなりそうな所は要注意です。
例えば、ベランダの鉢栽培、クーラーの室外機の周り、換気扇周り。
基本的に、そういう場所は避けた方がいいでしょう。ですがベランダのバラ栽培の人は、逃げ場がないので、
予防のための葉水を頑張って下さい。早朝だけでなく昼の2時とかも有効です。
そして予防の手段の2つ目は
ニーム+えひめAIの葉面散布です。ニームは高温時に散布すると薬害が出ることがありますので早朝にできれば散布してください。(※下のローズニームでは実際に薬害が出たことはありません)
ハダニやアブラムシは気門といって息する穴があって、それを塞いでしまう効果がローズニームにはあります。そして何よりもしっとりと上部な葉っぱがハダニの予防につながります。
ですが、ローズニームもハダニが発生した後には効果が期待できませんので、発生したときに対処するのは
粘着くん。これは農薬なのですが、成分が食用デンプンなので、何の問題ありません。
これが意外と効きます。ハダニが発生したときには、まずは水攻めをしまして。水で葉裏を洗うようにして、そのあと粘着くんをかけまくる。
これで、今のところ我が家ではハダニがなんとかなっています。
そして大事なことは、ハダニの発生を発見したら、すぐにやってほしいのです。
1日でもグズグズしていると、あっという間に広がってしまい、おそらく粘着くんも効かなくなります。
そんな感じなので、粘着くんは予め買ってストックしておくといいでしょう。
また粘着くんは、うれしいことにアブラムシにも有効なのです。
アブラムシが発生したら牛乳をまくのがいいといいますが、実際に牛乳まくと、庭中が臭くなります。
粘着くんは、同じ気門を塞ぎつつ、臭くありませんので安心です。
そして、粘着くんがダメだったときの農薬も一応常備しています。
ハダニはなんと1回で効かなくなります。なのでコロマイトを使ってダメだとダニ太郎。
そのあとはお手上げ。
でも粘着くんは、物理的なので何度も使えます。ただし、今のところ、粘着くんまででなんとかなっていて、ダニ太郎とコロマイトの出番は、確か1度くらいかな。
そういう意味でも、一連の予防と粘着くんの準備が基本になるかとは思います。
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