おはようございます。湿気が多くて天候不順でつらいですね。体調不良には気をつけてください。
今日はえひめAIとバラ栽培に関して書こうと思います。
今日のバラ
イングリッシュローズ(ER)のウィンチェスター・キャシードラル
ERの名花であるメアリーローズの枝分かれ。つまり白バージョンです。あまり有名ではないですが、とても強く、しかもよく咲く。おすすめ品種です。
我が家で育てています。
えひめAIとは
えひめAIとは
えひめAIとは、愛媛県鬼北町で下水道が整備されていないので、なんとか環境をよくするために開発した資材。納豆菌とヨーグルトの乳酸菌とイースト菌(パン酵母)を発酵させ増殖させたものです。
そんな菌を増殖したものが植物にいいのかというと、ずばりそうなんです。
このアサヒグループスホールディングスのHPを見て下さい
要約をピックアップすると、
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今回、ビール酵母細胞壁が、オーキシンやアゼライン酸など植物の成長や病気への耐性に関与する成分の生合成に影響を与えることがわかりました。病気への耐性を向上させる反応は、ビール酵母細胞壁に含まれる成分が植物の病原菌がもつ成分と類似しているため、その成分に触れたときに植物が病気に感染したと勘違いするためと考えられます。
本研究からメカニズムが明らかになった、ビール酵母細胞壁による植物の根の成長促進効果は、気象や土壌などの悪環境下での安定した農作物の生産を可能にすることが期待されます。また、植物に備わる免疫力を向上させることで、化学農薬の使用回数を削減し、安心安全かつ持続可能な農作物の生産が期待されます。今後、ビール酵母細胞壁を用いた農業資材を、日本のみならず東南アジアをはじめとした世界規模での展開を目指し、推進してまいります。
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要は
ビール酵母菌は根の成長促進効果と免疫力向上に役立つことが科学的に解明されたわけです。
そんな良いものは、バラ栽培に応用したいじゃないですが。それが、もうとっくに農業でもバラ栽培でも始まっているのです。えひめAIという資材です。
農業用雑誌とかでは、このえひめAIで収量アップと減農薬達成、有機栽培へのシフトの実例が続々と載っています。
えひめAIの作り方
台所のものでできて、出来上がりはこんな感じです。
しかも誰でも作れます。
1次培養液(2L分)
レシピ
①納豆4粒 ②ヨーグルト100g ③ドライイースト 8g ④砂糖 100g
⑤水または米のとぎ汁 1.8リットル
納豆4粒は包丁ですりつぶす。ヨーグルトは豆乳ヨーグルトだと発酵速いらしい。米のとぎ汁の方が発酵速い。砂糖は通常の台所にある砂糖が良いと思います。
これをよくかき混ぜて、ペットボトル2Lに入れて、「蓋を少しゆるめる」(これが超大事。爆発します)
そして35度あたりの温かいところ。発酵が始まると気体でシュワシュワ音がするので後は放っておいても大丈夫。最初に風呂の残り湯に一晩つけとけば十分。
(ペットボトルが倒れて流出しないように注意してください。)
最長で1週間ですが、初日からシュワシュワと発酵に成功すれば3日ぐらいで十分かなと思います。匂いは甘酒のような匂いです。
で作った液体は1Lを残して10Lに2次培養できます。その際に必要なのは砂糖とイースト菌と水だけ。水はやはり米のとぎ汁が良いと思います。(2次培養については、鬼北町のHPを参考にしてください)
えひめAIのバラ栽培への使い方
で、バラ栽培への使い方ですが。
【1】水やりのときに200倍に希釈したものをあげる。
1週間に2回ぐらい上げてもあげても問題ないことがわかっています。
※えひめAIは結構、酸性強いので間違っても原液あげたりしないで下さい。過ぎたるは及ばざるがごとし。
【2】葉面散布でやはり200倍希釈したものを散布
そんだけ。ちなみに私の方法を追加すると、地面に米ぬかを、うっすらまいています。
米ぬかをまくと発酵が促進されて、白いカビだらけになります。↓
この白いカビがいいんです!これが善玉菌。緑とかのカビは悪玉菌だからダメです。
葉面散布については、私は下記のローズニームを300倍希釈と葉面散布200倍を混用しています。水もコメのとぎ汁になるべくしています。それを毎週まいています。
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