おはようございます。昨晩遅くにブログを作ったので数時間で早くも3つ目ですw。
今日はバラ栽培で一番の重要性をもつと言われる 水やりについて書こうと思います。
①バラにおける水やりの基本は乾いたらしっかり水やりをする
バラを買ってきて一番最初に決める作業は、鉢のままで育てるか地植えで育てるか?を決めることになります。
そこで地植えを選択すると、水やりは基本的に必要なくなります。逆に言えば、水やりから解放されたければ地植えにすることです。
もし鉢植えを選択すると、水やりのタイミングが非常に重要になります。
鉢植えの水やりは乾いたらしっかり水やりをすることです。
理由をしっかり押さえてほしいのです。バラは土が乾いてくると生命を維持するために根をのばします。そして乾いたタイミングを水をたっぷりもらうことで、いきいきと育ってくれるのです。この乾く湿るのパターンをきれいに繰り返すと、びっくりするぐらい成長します。
一方で乾きすぎた場合は枯れます。土の中の肥料濃度が上がって、一気に枯れます。
またいつも水やりばかりして湿った状態が続くと、根が伸びてこないばかりか、根腐れしてしまいます。これは根の窒息状態と理解してください。実はバラ好きに水やりのしすぎが多いのです。
②具体的な水やりの方法
具体的に鉢の中の湿り気を測定する機械があります。
測ってみると雨が降ったにも関わらず乾いている鉢を発見しました。
普通の鉢は、雨だったのでもちろん湿っていたのですが、この鉢は成長旺盛なマダムアリスガルシエなので根張りがすごいことになっています。一方で全然乾かない鉢もあります。したがって、面倒なのですが、一つ一つの鉢が今朝は乾いているかなと確認して、対応が一つ一つ違うのです。この見極めが面倒で難しいのです。
水遣りが必要な鉢がわかったら、具体的に水やりをやっていきましょう。
水をジョウロで上げると土の上に3CMぐらい水がたまります。そこでストップ。水が引くのを待ちます。そして、引いたらまた水が溜まるまで水をあげて、それが引いたらおしまい。2回やるのがポイント。これで鉢の隅々まで水がいきわたります。
【初心者にありがちな困った状況】
①鉢の上限まで土が入っていて、水がたまるスペース(ウォータースペース)がありません!
そもそも植えるときに土を入れすぎです。鉢の土を少し減らしてウォータースペースを確保しましょう。この時期に根を動かすと枯れる原因となりますので、根を崩さないように鉢の下の土を減らすと良いと思います。
②鉢の土が水はけ悪くて、なかなか水がひかない。
バラ専用の土を使っていますか?水はけ悪い土は枯れる原因となります。土を換えたいところですが、冬以外で根を動かすと、枯れる原因となりますので、根が入っていないところの土ならば今の時期でも入れ替えられます。後は冬まで待つしかないかな。
私が使っている土はバラの家の培養土です。
(※ここにバラの家の培養土のリンクを貼る)
③まとめ
そして最後に水やりのタイミングのポイントまとめ
①一鉢一鉢状況を確かめる。
②表面が乾いているとポイントを警戒するが中が湿っていることがあるので指を少しいれて中を確かめる。
③計器類で測りまくる(一番正確)。(突っ込む穴が開きまくるのが難点)
※計器類で正確にタイミングを把握していると計器がなくてもわかってきます。
④新芽がダラーンとしたら、乾いている証拠。
⑤鉢が軽くなっていたら、乾いている証拠。
季節ごとの水やりの頻度
春先 たまーにやるぐらい。2週間に一度くらいかな。
そこから初夏にかけて、だんだん頻度が上がっていて。
夏は毎朝水やり。
秋にかけて頻度がだんだん減っていて、冬はほとんどやらない。
水やりを制すれば基本的にバラ栽培は半分マスタしたようなものです。プロでも3年かかるそうです。
おまけ画像
現在の玄関先の様子です。