おはようございます。mymykenshinです。今日は、頂芽優勢の法則に、ついて具体的に書いていきます。
2018-6-13 21:40
当ブログは初心者でも簡単にバラを楽しめるように、品種選定から、管理方法まで以下のサイトにまとめてあります。是非いろいろ見ていってください。
①頂芽優勢とは
枝の先端から生育が優先される性質をいいます。これは、バラだけでなく多くの植物で見られる減少です。つまり枝がまっすぐ上に伸びていけば、その先端で花が咲くというものです。上の写真を見ると、上部の枝がきれいに剪定されているので、同じ高さに先端がそろうことで、丸く美しく咲くわけです。
②枝を横向きにすると??
では応用問題です。冬につるバラの枝を横に誘引するとどうなるでしょう。春になって、それぞれの節から出てくる芽は上に伸びますよね。そうすると、各芽が「俺が芽の先端」だと勘違いしますので、それぞれの枝で花を咲かせることになります。ためしにつるバラをまっすぐ上に3mぐらい誘引してみてください。先端しか咲かない寂しいノッポさんになるでしょう。
これは枝を斜めに誘引しても同じことです。
③枝を柳の枝のように枝垂れさせると
これがおもしろいことに、枝垂れる頂点から下に向かって花がつきます。
これが理解できれば、例えば壁面にバラを一面にする方法がわかりますよね。例えば2本のつるバラの壁面の全体を、枝垂れるようにしておけば、花一面になるわけです。
④一番花の花後剪定も、夏剪定も頂芽優勢を理解すれば意味がわかります。
例えば、一番花を切り戻さないと、そこから1段高いところが頂点となり、頭の上でバラがさいてしまうことがあります。樹勢の強いバラの場合ですが。
逆に樹勢の弱いバラは、あまり大きくなりませんから、ちょこっと上狩っておしまい。
夏剪定も、基本は花を目線に合わせること。春と違って秋バラは、咲く時期が散らばるので、剪定の深さや時期で花の時期を調整させることになります。・・・・ですが先揃えるのは、結構難しいよ。
⑤まとめ
今日はバラの剪定の基本の性質である頂芽優勢について、説明しました。特につる性のクレマチスとか、行灯仕立てにして、たくさんの花を咲かせているのがわかると思います。そしてハサミはやっぱり岡垣がいいよ。
スパーンって切れるから。切れ味なんて。。。。じゃない。切れ味悪いと、枝が潰れて、あまりよくありません
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