バラとガーデニングと犬とネコ

東京近郊でバラを育てて10年になります。そして犬1匹、猫2匹飼っています。ガーデニングやペットの話を少しずつ書いていきます。

バラの病気と対策 有機栽培で低農薬

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おはようございます。mymykenshinです。今日はバラの病気と、その対策について書きたいと思います。

なかなか奥が深い話でコンパクトにまとめるのは大変ですが、頑張ります。

※写真はバラの家で撮影した見事なピエールドロンサール

 

1.バラの病気について。

バラの病気としては、うどんこ病、黒星病(黒点病)、根頭がん種病、灰色かび病、べと病などがあります。

根頭がん種病とは根にコブみたいなのができて、発病すると、ほぼ100%枯れます。発売前に予防処理が行われていて(すごい高価な薬剤をしています)、買った後は何も対策できません。発病したらあきらめましょう。

ここでは、代表的な病気である「うどんこ病」と「黒星病」について記述します。

①うどんこ病

春先の昼と夜の気温差が激しい時期に発生します。葉っぱに白い粉のようなカビが発生するのです。いくつか発生しやすい条件があって。

ⅰ)乾燥していて風通しがよくない環境(ビニールハウスが代表例)

ⅱ)窒素系の肥料をあげすぎている。

ⅲ)うどんこ病にかかりやすい品種

実は葉っぱに白い粉が見えてきているときには、かなり蔓延していて、その前に葉っぱが波打った感じになるのです。そこで、対策をうつと被害の拡大を防げます。

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うどんこ病は環境を良くすることが一番大事で、葉水をして乾燥させすぎないようにする。肥料をほどほど。風の通りをよくする。などが大切です

そして我が家では、うどんこ病はほとんど発生しません。

環境整備とニームの葉面散布が効いているのだと思っています。

②黒星病

 土の中に潜んでいる黒星病の菌が、長雨の時期の泥ハネ等により葉っぱに感染し、葉っぱに黒い斑点のようになります。そして、黒星病にかかった葉っぱは黄色くなり落葉します。

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2.あなたは農薬容認?それとも無農薬?

バラを育てている人は2パターンあって。「絶対に農薬は使わない」って人と、「必要なら使いますよ」という人。

絶対に農薬使わないという人は、「農薬が必要ないくらい強健な品種を育てること」「有機栽培を駆使すること」がポイントになると思います。

強健な品種については下記の本がオススメです。


 

 その他にも下記の2冊の本でType1を選ぶといいでしょう。(木村 卓功氏の分類)


 

 


 

有機栽培の駆使については、 

www.rosarian777.com

これで、ある程度病気になりにくい状態にはなりますが

やはり普通の品種を選んだり、強健な品種でも、うどんこ病や黒星病になります。

なので農薬で予防したり、なった場合の治療が必要になるわけです。

 

それから個人的な感覚ですが、3年以内の株は病気になりやすいといことと、農薬少な目のバラは4年目ぐらいから、本当に病気にかかりにくくなるように思います。でも病気になると、やはり成長が止まってしまったり、株が小さくなったりしますので、そうなると逆に弱い株に育ってしまいます。

なので3年以内の株は、やはりそこそこの消毒や治療をしてあげて、大きくなって病気にかからなくなってきたら、農薬の使用を減らして、強くすると良いと思います。

 

3.バラの病気に対する農薬

病気の農薬は、予防薬と治療薬がありまして。これを使いわける必要があります。そして同じ薬剤を使い続けると効果が効かなくなりますのでローテーションしながら使っていきます。下記の農薬はおなじ系統のものはないので、ローテーションOKです。

効果も1週間~10日程度。

そして病気は予防がとても大切

病気になると治療薬を使ってもなかなか治りません。したがって病気が発生する1ヶ月ぐらい前から予防剤をまいて、そもそも発生させないことが大切になるわけです。

上手な人は必ず先手をうっています。そして初心者は農薬使用だし、どうしようかとか、そもそも全然考えてなくて、病気になってから慌てて使用しますが、使用量は増えるし、効果はイマイチだわという悪循環に陥るのです。

①ジマンダイセンフラワブル(予防剤)

安心な農薬として農作物や園芸に昔から広く使われています。効果が長持ちする点も良いかと思います。価格も安く500MLもあったら、2度目の購入は必要ないぐらい。

 使用回数 8回(多い) 倍率500倍~600倍 黒星病予防に5月ぐらいからは使いたい 欠点は、葉っぱに白い粉がついたようになりますが、問題ありません。

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ジマンダイセンフロアブル 500ml
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②サンヨール(予防剤、殺虫剤)

 うどんこ病、黒星病の予防。アブラムシ、ハダニの駆除にも使える。

なかなかオールマイティ。使用回数8回 3月~10月

毎月500倍から1000倍で。

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サンヨール 500ml
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 ③サプロール(治療薬)

うどんこ病が得意ですが黒星病にも効きます。サプロールは高温のときに薬害が出やすいので、普段の濃度は1000倍ですが夏場は2000倍が良いでしょう。年間5回

 

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サプロール乳剤 100ml
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④ダコニール(予防薬)

 

 黒星病にもうどんこ病の予防薬として使えます。ダコニールは高温期に薬害出るので、暑い時期は使いにくい。

6回 倍率1000倍 夏場は2000倍(しかも朝早く)

 

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ダコニール1000  500ml
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4.有機栽培を駆使して農薬を減らそう

まず、うどんこ病の対策ですが、納豆菌+光合成細菌を散布することにより、強い殺菌効果が期待できます。

これは、長崎県でバラ農家の長崎陽生さんが実際に成功されていますし、納豆菌に強い制菌作用があることは立証されています。

そして光合成細菌は納豆菌の働きをよりパワーアップする効果があります。

実際に納豆菌を含んだ、うどんこ病の農薬が開発されているのは、そういうことです。

えひめAIには、納豆菌が含まれていますので、光合成細菌と一緒に葉面散布と灌水をすることで、うどんこ病には高い効果が期待できるのです。

ちなみに、我が家のバラは、うどんこ病にほとんどかかりません。それは農薬を使う以前からそうでした。

 

そして黒星病ですが、黒星病対策は、葉っぱをツヤツヤに丈夫にすることが重要となります。

黒星病に強いバラの品種の特性は、葉っぱが分厚くて、ツヤツヤしている特徴があります。水をかけるとはじく感じ

そのためには、バラの家のニームを使い続けています。使い続けることに効果があるのだと思います。

使っていると、葉っぱが丈夫になるのがわかるんです。経験則として効果があります。

だけど、「バラの家のニームは黒◎病に効く」って正式に書けないのです。それは農薬の法律の関係です。私と木村卓功氏は、多少の交流がありますので、その中で出た話だとご理解いただければと思います。


 

 

そういうこと、色々ひっくるめて、めんどくさいことは、シンプルな単純作業に集約して、葉面散布は、えひめAI+光合成細菌+ニームでいきましょう。灌水は、えひめAI+光合成細菌。そして有機肥料をあげる

ということにしたのです。

そして、これだけで完全に病気を乗り越えるのはちょっと難しいので、農薬の力を少し借りる。というのが私のスタンスです。

経験と勘で編み出した技ですが、下の本を読むと理論的根拠にも裏付けられていることがわかります。

 


 

検索すると、こんな記事も出てきます。

verandarosegarden.hatenablog.com

最後に一番重要なことを書きますが、有機栽培は継続命です。毎年3月から12月前半まで葉面散布を月に2回~4回(私は3回ぐらいかな)。灌水も月に2回ぐらい。上記の有機栽培手法を使っています。それを毎年続ける必要があります。ほとんど習慣化しないと無理ですね。散布したら1週間ぐらい効果が出てすぐに消えてしまう農薬とは全く異なる世界だとご理解下さい。そういう意味で有機栽培って大変なんです。自分でやっていても、「本当に効果があるの?」って思いますが、ある年、忙しくって全然やらなかったら、すごい悪化しました。 

 

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